厚労省、認知症の人からのメッセージ動画(本編)を公開

2022-03-25 10:33:13

認知症施策推進大綱に基づく取り組み

厚生労働省は、全国7都県8名の認知症の人によるメッセージ動画(本編)「日々、自分らしく生きていく。つづけていこう、希望の道を。」を公開しました。

令和元年6月にとりまとめられた認知症施策推進大綱では、「普及啓発・本人発信支援」を認知症施策の柱の1つとしており、認知症の人本人からの発信機会が増えるよう、5人の認知症本人の人を「希望大使」として任命しました。

「希望大使」は、国が行う認知症の普及啓発活動への参加・協力、国際的な会合への参加、認知症とともに生きる希望宣言の紹介等に取り組んでいます。

この動画の制作にあたっては「希望大使」や「認知症の人と家族の会」の協力してもらい、全国の認知症の人本人が自分らしく前向きに認知症とともに生きていく姿と、周囲の人による本人への思いなどを取材しました。

なお、昨年9月のアルツハイマー月間に際して、先行してダイジェスト版の動画も公開中です。

 

 

メッセージ動画の広報用チラシも作成

厚生労働省では、認知症の人本人が自らの言葉で語り、認知症になっても希望を持って前を向いて暮らすことができている姿等を積極的に発信することで、地域で暮らす認知症の人本人とともに認知症に関する正しい知識と理解の普及啓発を進めていきたいとしています。

なお、認知症に関する啓発活動等の取り組みの一環としてメッセージ動画の広報用チラシ「希望の道」(カラー/モノクロ)も作成。認知症の相談窓口への設置や普及啓発イベントでの配布などにぜひ活用してもらいたい考えです。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

厚生労働省 プレスリリース

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24588.html