介護職の就職活動に役立つ面接対策!逆質問を効果的にする方法!
2021-11-11 16:56:55
2021-11-11 16:57:20
介護職への転職を考えている方の中には、すでに面接を控えている方や、今後面接を受ける予定がある方がいるでしょう。
「面接の後に、どんなことをするのかわからない」「面接後の流れがわからない」など、悩みを抱えている方も少なくありません。他業種から介護職へ転職する方は、不安がより大きいかもしれません。
介護職の面接後にどんなことをするのかわかるように、当記事では、一次面接後に行うことや、一次面接と二次面接との違いについて詳しく紹介します。
介護職の面接では、面接終了後に施設見学を行う場合が多いです。
面接終了後に、そのまま施設の職員と一緒に施設内を見学する流れになるので、職員や利用者の様子などを見学できるでしょう。
また、入職前に施設の雰囲気や環境を知ることができるので、転職予定の方にとって内定を承諾する判断材料になります。
面接当日に施設見学を行った際、施設内をしっかり見学できるように、ここでは施設見学を行う理由や、押さえておくポイントを紹介します。
選考を急いでいない場合、面接前に施設見学を行える場合があります。
面接前に施設を見学するメリットは、見学で感じたことを面接に生かせることです。
自分の目で職員や利用者の様子、施設の環境を見ることでより具体的に志望動機を伝えられるでしょう。
また、他の施設の面接や見学している場合、他の施設と比較することもでき、幅広い選択肢の中から、自分に合った施設を選べます。
「採用後すぐに働きたい」など、今すぐにでも働きたい方は面接後に、「他の施設も受けているため就職先はゆっくり決めたい」という方は面接前に、施設見学を行うのがおすすめです。
施設見学では、現場の様子をしっかりと見るようにしましょう。
現場を自分の目で確かめることで、自分の働く姿をより具体的にイメージできるでしょう。ここでは、現場で見ておくべきポイントを紹介します。
■職員
実際に職員がサービスを提供している姿を観察しましょう。
利用者へサービスを提供している姿はもちろん、職員同士の関係性や雰囲気を事前に観察するのが大切です。
入社後、快適に働くためには職員同士の関係性が良好であることが重要で、施設見学することにより、「職員が笑顔で楽しそうに仕事をしている」「職員同士の雰囲気が悪い」など、細かな点にも気づけるでしょう。
■利用者
利用者の様子や身体状況にも注目しましょう。
例えば、車椅子に乗っている方が多い、寝たきりの方が多い施設だと「支援が大変そうだな」と具体的にイメージできます。
入社後、自分がサービスを提供する相手になるので利用者の身体状況、どんな利用者がいるのか観察しておきましょう。
■施設の雰囲気や環境
施設の雰囲気や環境も、事前に観察しましょう。
例えば、パソコンの数が少ない場合、「事務作業が効率よく回らないのではないか」など、イメージできます。
現場を見ることで「自分には合っていない」「職員同士の雰囲気がよくない」など、多くの発見ができるでしょう。
自分の目で現場の様子を観察し、働くイメージを膨らませるためにも、施設見学では施設の雰囲気や環境に注目しましょう。
介護施設によっては二次面接が行われる場合があります。
二次面接が行われると聞くと、「一次面接とどんなところが違うの?」「何を聞かれるかわからないから不安」と感じる方も多いのではないでしょうか?
二次面接が行われる場合に焦ることがないように、ここでは一次面接と二次面接との違いなどを紹介します。
多くの介護施設の面接は、一次でおわる場合が多いです。
二次面接を実施する大きな理由は、「施設が求めている人材か判断するため」です。
人材不足が課題の介護業界では、二次面接を実施せずに一次面接が終わったタイミングで合否を決定することが多いでしょう。
合格率も高い介護業界ですが、その反面、会社が求めている人材ではない人物が入社することも考えられます。
人材があまり不足しておらず、施設が求めている人材か慎重に判断したい場合、二次面接を行う可能性があるでしょう。
一次面接と二次面接は、同じ面接でも質問内容などに大きな違いがあります。
詳しく解説します。
■面接官
一次面接では人事などの事務方、二次面接では施設のリーダーなど、役職者が面接を担当する場合が多いです。
一次面接と比較して、業務に関する質問が多くなる傾向があり、入社後に一緒に現場で働いていけるのか確認されることが多いです。
別業界から介護業界へ転職する方は、介護技術に関しては高いハードルを求められていない場合が多いので、入社後にどれだけ頑張れるのかを伝えるようにしましょう。
■入社後のイメージ確認
一次面接では、社会人としての身だしなみやビジネスマナー、二次面接では、一緒に働けるか人物か深掘りして確認されることがあります。
「将来的にどんなキャリアアップを目指しているか」「入社後どんな働き方をしたいのか」など、考えていることについてより具体的な質問をされます。
将来のキャリアアップを具体的に決めている、求めている働き方と会社の求めている人物像が一致すると、施設側は採用したい気持ちが強まります。
一致しない場合でも、「この人は本当にやる気があるんだな」とわかってもらえることが大切なので、面接前に自分のキャリアアップなど将来像を決めておきましょう。
■長期的に活躍できるか
二次面接では、長期的に活躍できる人材かを判断します。
長期的に活躍できる人材を求めているのは、どこの施設でも同じです。どれくらいの期間働きたいのか、具体的な期間を質問される場合もあるでしょう。
長期間活躍していきたいという、思いを伝えられるように準備してください。
ここまで、一次面接後に行うことや、一次面接と二次面接との違いについて詳しく紹介しました。
介護施設では、一次面接や施設見学を行ったタイミングで、合否を出す施設が多い中、二次面接を実施する施設もあるでしょう。会社が求めている人材か判断するために、リーダーなどが面接を担当し、業務に関する具体的な質問をされる可能性が高いです。
「面接でうまく答えられる自信がない」と不安に感じる方もいるでしょう。
面接に自信がない方や、しっかりと面接対策をして転職活動したい方は、紹介会社の利用をおすすめします。