みんなの介護、認知症についてのアンケートを実施

2022-06-14 13:32:10

入居検討者の約半数が認知症の症状を持っていると回答

株式会社クーリエは、6月10日、「みんなの介護」を経由した介護施設への見学者を対象として「認知症についてのアンケート」を5月1日~5月31日に行った結果を発表しました。

調査によると、介護施設への入居検討者の47.6%が認知症の症状があると回答していることがわかりました。

しかし、認知症を抱えた人が希望の施設に入居できるとは限らず、「認知症相談可」としている施設は「みんなの介護」に掲載している施設全体の約70%にのぼりますが「認知症重度対応可」としている施設は全体で約6%にとどまります。

介護施設への入居検討者が施設に対して期待していることは「提携医院との連携が取れているか」「スタッフの専門知識・理解度は高いか」「リハビリ・予防プログラムは充実しているか」「スタッフの配置やケアは適切か」の大きく4ポイントに絞られるようです。

 

 

認知症ケアの需要は増加する見込み

認知症の高齢者数は増加の一途を辿っており、2025年には675万人に達すると推計されています。また、認知症高齢者の割合は2012年時点で7人に1人であったのに対し、2025年には5人に1人になる計算となっています。

今後、介護施設での認知症ケアはより重要となってくると考えられます。現状では介護施設側の供給がその需要に追い付いていない面も多数見受けられることから、介護施設による認知症ケアには解決しなければならない課題がある状況ともいえそうです。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

株式会社クーリエ プレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000015597.html

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