フレイルチェック、健康増進ツールを自治体が介護事業活動に採用

2022-05-12 10:31:49

鳥取県で「ASTERⅡ」「ロコタス(R)」導入

株式会社コロンブスは2022年5月9日、同社の開発したフレイル評価システム「ASTERⅡ」とオーダーメイド運動処方プログラム「ロコタス(R)」が、鳥取県智頭町が導入したコネクテッドカーで提供する介護予防事業のコンテンツとして採用されたと報告しています。

 

 

フレイル度チェックと運動メニュー生成システム

「ASTERⅡ(アスターツー)」は、厚生労働省が作成した設問に答えることでフレイル度を測定できるシステム、もう1つの「ロコタス」は、体力測定の結果を入力すると、それに合わせた運動メニューを自動生成するシステムです。

鳥取県智頭町は、「智頭Miraizeプロジェクト」を発足し、通信環境のあるコネクテッドカーを活用して出張サービスを開始。地域に赴いてフレイル度のチェックなどを行っています。

同町は豊かな山林に囲まれた土地に集落地が点在しており、人口6,482人、高齢化率44.06%で、住民が介護予防として取り組む事業を「森のミニデイ」として平成24年より活動しています。

今回のコネクテッドカーを活用することにより、クラウド型サービスの提供が可能になり、同社の2ツールを活用することができるようになりました。

 

 

自治体向けに無料オンラインセミナーも開催

同社では、地方と行政、病院などのサービスがより身近なものにするサポートを行っていきたいとしています。

その一環として、自治体向けに「これからの介護予防事業はICTでフレイル対策」の無料オンラインセミナーを開催する予定です。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

株式会社コロンブスのプレスリリース(PRTIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000055255.html