事前に知って安心!介護職の入社初日にやることとは

2021-10-13 19:44:38

「入社日はどんな服装でいけばいいかわからない」「初日はどんなことをするか今から不安」と、入社日が近づくにつれて不安はだんだん大きくなっていく方もいますよね。

入社初日に行うことは、会社によってある程度違いはありますが、入社初日でミスしないように、事前に準備できることもあります。入社初日にどんなことをするかわかっていると、当日にミスをせずに済むでしょう。

入社初日を安心して迎えられるように、今回は入社初日の流れや注意点を紹介します。

 

初日の流れ

入社初日は「会社にはどんな人たちがいるんだろう」「ちゃんと働いていけるだろうか」など、不安に思うことはたくさんあります。

初日は誰もが緊張するもので、不安から本来の自分を出せない可能性も大いにありえます。しかし、入社初日の流れを大方理解していると、そこに向けて準備ができるので、不安を軽減できるでしょう。

入社初日の不安を軽減できるように、ここでは入社初日の流れを紹介します。

 

自己紹介

入社初日は、自己紹介から始まります。

自己紹介で相手に与える印象は大きく、「自分がどんな人間なのか」ということを知ってもらうためにも、自己紹介はとても大切です。

シンプルな自己紹介でもいいですが、より自分のことを知ってもらうには、少し工夫した自己紹介にしてもいいでしょう。

自己紹介に取り入れるとよい点は下記の通りです。

・前職での経験

・自分の強み

・学生時代やっていた部活やバイトにまつわるエピソード

自己紹介で話す内容も大切ですが、「話し方」は更に大切です。

例えば下記の2人がいると仮定します。

Aさん:下を向いて小さな声で話している

Bさん:ハキハキした声で職員の方を向いて話している

どちらが他の職員に良い印象を与えるでしょうか?おそらくBさんと答える人が多いはずです。

相手に伝わりやすい声で、話している人の方がより良い印象を持たれます。入社初日の自己紹介では、緊張するのはわかりますができるだけハキハキした声で、相手に伝わるように話しましょう。

 

説明

入社初日は、会社についての説明が行われます。

会社についての説明が行われる理由は、入社した職員と会社の理念や、目標を共有するためです。入社した職員が会社についてどれくらい知っているかは人それぞれ差があります。

会社の理念や目標を把握できていることで、サービスの質や内容に直結するのでとても大切です。

転職で入社した人だと、前職場の理念や考え方が定着しているため、入社した会社の価値観に合わせることが重要になります。

会社の説明を十分に理解し、その会社に適した人材を目指しましょう。

 

見学

入社後は会社の中や、職員が実際にサービスを提供している所を見学します。

入社初日は利用者に直接サービスを提供することは、ほとんどないと考えて良いでしょう。先輩職員が、利用者にサービスを提供している様子や、1日の流れを見学することで、自分が業務に当たっているイメージがつきやすいです。

後日先輩職員から、具体的な介助方法やサービス内容の説明、利用者一人ひとりの特徴なども説明されるでしょう。

初日は見学だけの場合が多いので、後日の勤務から具体的な業務内容を覚えていきましょう。

 

注意点

「あの人本当にやっていけるの?」など、入社初日で先輩職員から変なイメージを持たれることは避けたいです。

働いていく上で人間関係はとても大切で、どれだけ待遇が良い会社でも人間関係が悪いと、居心地が悪く長期間働くことが難しくなります。

人間関係を構築する上でも、「入社初日の印象」は大切です。

職場の人間関係をしっかり構築できるように、ここでは入社初日に注意することを3つ紹介します。

 

身だしなみ

相手に良い印象を与えるために、身だしなみは重要です。

髪の毛がボサボサ、スーツはシワができているなど清潔感がないと、どれだけ自己紹介や挨拶がしっかりしていても、相手にされない可能性があります。

清潔感を出す上で大切なのは髪の毛と服装です。どうすれば清潔感のある身だしなみになるかは、下記を参考にしてください。

■髪の毛

男性は黒髪の短髪がおすすめです。

女性は髪色を暗くして縛るようにしましょう。

■服装

自分の体にあったサイズのスーツを着ましょう。サイズがあっていないスーツはだらしなく見えます。

シワや汚れがないか確認しましょう。

当日会社指定のユニフォームに着替えた場合は、着崩さないようにしましょう。

清潔感があると、印象は間違いなくアップします。入社初日は、自分の身だしなみをチェックしてから出社してください。

 

出勤時間

入社初日は、出勤時間の15〜30分に到着するのが理想です。

早めに出社することで、慌てずに済みますし職場の雰囲気をつかめます。会社に早めに出社している職員もいるでしょう。早めに出社している職員に、いち早く挨拶できるため、印象は良くなります。

出勤時間より早めに到着して、印象が悪くなることはないので、常識の範囲内で早めに到着しておきましょう。

 

持ち物忘れずに

入社初日は、忘れ物をしないように注意しましょう。

持ち物の準備は入社前日、入社初日の朝に2回確認することをおすすめします。

入社初日は準備する書類も多く、何を持っていけばいいかわからなくなることも考えられます。会社から初日に持っていく物を教えられている場合、その通りに持っていけば困ることはないでしょう。

会社から教えられていない場合は、下記の物を準備すれば問題ないでしょう。

■筆記用具

筆記用具は会社内の見学や説明を受ける際に必要になります。

メモ帳やペンなどを持っていき、説明された中で重要だと思ったことはメモを取るようにしましょう。筆記用具は、入社初日だけではなく、業務でも必要です。

先輩職員から指導受けたことのメモを取ることで、業務をより早く覚えられるでしょう。

■健康診断書

一般的に入社初日までに、健康診断を受けてくるように言われる場合が多いです。

会社によっては、入社初日ではなく事前に、健康診断書を郵送して欲しいと言われることもあるでしょう。会社の方針に従って書類の提出をしてください。

また入社前の健康診断に限り、実費で賄わないといけない場合、会社が負担してくれる場合があるので、健康診断を受ける前に会社に確認してみましょう。

■資格証明書

資格手当が支給されるためには、資格証明書は必須です。

介護業界は、介護福祉士や社会福祉士、ケアマネなどの資格を持っている人に対して、資格手当を支給している会社が多いでしょう。

資格証明書を提出しないと、資格手当が支給されず給与に大きく影響するので、入社初日に提出するようにしましょう。

他には、源泉徴収書なども必要になります。当日持ち物を忘れないように、前日にしっかりチェックしてください。

 

まとめ

ここまで入社初日の流れや注意点を紹介しました。

入社初日は直接的な業務に入らずに、会社の見学や説明がメインになるでしょう。契約に関する書類や、筆記用具など今後業務で必要になる物も準備も欠かせません。

入社初日は、どんな職員がいるかもわからず緊張や不安を感じてしまいますよね。初日から大変なこともあるかもしれませんが、他の職員と力を合わせることで、やりがいある仕事ができるはずです。

入社初日に向けてしっかり準備することで、今後の働き方にいい影響を与えられるでしょう。