福井県あわら市が「介護サービス相談員」を市民から募集
2021-09-22 10:05:00
2021-09-22 10:11:13
株式会社アニスピホールディングスは、9月21日、障がいを持つ(持っていた)家族の介護を行っている、15歳~29歳の男女105名を対象として「ヤングケアラー問題の実態調査」を、2021年9月9日~9月10日に実施した結果を発表しました。
調査によると、ヤングケアラーの82.9%が「家族の介護のために、自分がやりたいことの制限」を実感。
そこで、実感する場面を尋ねたところ「勉強する余裕がない」(43.7%)、「やりたい仕事に就けない」(37.9%)、「精神的に負担となっている」(37.9%)がトップ3に挙げられました。
認知症や障がいなどを持つ家族を介護する上で「衣」「食」「住」の中で最も課題として感じるものはどれか尋ねたところ「住:住まいに関すること」(54.3%)、「食:食事に関すること」(34.3%)、「衣:衣服に関すること」(11.4%)の順に。
「住」に関するどのような課題を感じるかについては(複数回答)、「障がいを持つ家族の介護を毎日することが、精神的に負担となっている」「親を介護施設や障がい者施設に入れたいが、受け入れてくれる施設がない」といった声が多く寄せられ、ヤングケアラーの85.7%が「入居系サービス」に介護問題の改善を期待していることがわかりました。
「ヤングケアラー」という言葉を知っているか尋ねたところ「言葉も意味も知っている」と回答した人は54.3%に留まる結果に。世間的にはまだまだ「ヤングケアラー」問題についての認知度は低い状況です。
そこで「言葉も意味も知っている」と回答した人に、認知度が低いといった現状に課題を感じるか尋ねたところ「感じている」ヤングケアラーは9割超。
その理由については「お金がないし相談相手がいない」「実態がつかみにくい」などの声が寄せられました。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
株式会社アニスピホールディングス プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000022736.html
株式会社アニスピホールディングス ホームページ