ミカレア、介護従事者の精神的・身体的疲労を軽減する活動を開始
2022-04-26 15:21:00
2022-04-26 16:13:39
ダイハツ工業株式会社は、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」を開発し、2022年4月22日より地方自治体向けに販売を開始すると発表しました。
同社は通所介護施設の送迎業務支援「らくぴた送迎」を展開しています。送迎計画の作成や修正をサポートし、ドライバーや施設、医療機関、利用者間の連絡を自動化、また蓄積されたデータを活用した分析も行うことができます。
その知見を生かして開発されたのが、今回の共同送迎サービス「ゴイッショ」。地域内に複数ある介護施設の送迎業務を外部に委託して共同化することで、効率の良い送迎業務を実現するというものです。
内容は「介護施設送迎に関する調査・検討」「運行準備」「運行サポート」で、導入の検討から運用までトータルでサポートします。
「介護施設送迎に関する調査・検討」では、導入前の課題調査、送迎共同化による効果シミュレーションなどを行い、レポートにまとめ導入の判断を仰ぎます。
その後は「運行準備」としてロードマップや収支計画の作成、ドライバー研修などを実施、実施後は「運行サポート」として管理システムの提供を行い、日々の運用からサービスの拡大まで支援します。
実際に香川県三豊市において、2020年11月から同サービスを使った実証事業が行われ、送迎車両を2割削減するといった効果が確認できました。介護施設の人手不足、業務効率化の改善に寄与するサービスとして、今回全国販売を決定しました。
今後は送迎車両の空き時間を利用した「買い物支援などの移動サービス」「宅食サービスなどモノの配送」なども検討していく予定です。
サービス開始に伴い、5月26日には自治体向けオンライン説明会を実施します。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
ダイハツ工業株式会社のプレスリリース