デイサービスとテクノロジー融合によるリゾート短期滞在型リハビリ開始

2021-09-28 22:06:20

ポラリス✕パナソニック

株式会社ポラリスとパナソニック株式会社は、2021年10月1日より介護を必要とする高齢者向けに、大阪のリーガロイヤルホテルにおいてIoT・AI技術を活用した短期滞在型の自立支援サービスを開始します。

両社は、2018年に自立支援介護プラットフォーム開発から協業しており、今回は非対面のリモート環境で、高齢者の状態を把握できるリモートアセスメントシステムを共同開発しました。

 

遠隔で行う自立支援サービス

このサービスは、要介護高齢者がリゾート地やホテルに短期滞在し、自立に向けた集中介護を実施します。

利用者に事前に送られたウェアラブル機器を装着してもらい、自宅での生活からデータを収集、ポラリスの専門スタッフがデータやWeb問診から検証を行い、滞在地での最適な健康管理やケアプランを策定します。

これらすべてのプロセスは遠隔で行われ、利用者は滞在地でリラックスしたり観光したりしながらリハビリを行うことができます。滞在中も、モニタリングによりケアの改善や余暇の過ごし方、食事や水分補給などのアドバイスを受けることも可能です。

 

国内外で広く、システム整備

ポラリスは、自立支援を目指すリハビリ型のデイサービスを展開しており、7年間で2,606名の介護度改善、516名を介護保険なしで自立生活するまでに回復させた実績を持っています。

一方のパナソニックは、高齢者・介護施設向けの見守りサービス「ライフレンズ」を開発。IoT・AI技術を活用した見守りシステムで、介護スタッフの夜間業務の改善や人員不足による負担軽減につながっています。

両社は、それぞれのノウハウを活かした今回のサービスを、国内外の様々なホテルやリゾート地で展開し、ホテルから帰宅した後のコンシェルジュなどサービスを拡充していく予定です。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

パナソニック株式会社のプレスリリース

https://news.panasonic.com/