兵庫県が介護人材確保や介護職員のキャリアアップを応援

2021-09-10 12:14:18

キャリアアップや負担軽減につながる支援で職場定着を

兵庫県が、介護人材確保や介護職員のキャリアアップを応援する取り組みを行っていると、9月1日に発表しました。

少子・高齢化社会の進展に伴い、介護分野における人材確保が難しくなっている中、同県では同分野の仕事の魅力発信などを通じて、求職者や学生などの参入促進を行っているほか、キャリアアップや負担軽減につながる支援で職場定着を図る取り組みを展開しています。

同県では、介護人材確保・定着にかかる取り組みとして、福祉・介護の仕事への就業を検討している人に、職場の雰囲気・サービスを知ってもらい、スムーズな就労につなげてもらうための「福祉体験学習事業」や、職員の介護・看護・相談援助等のスキルアップを図る出前講座を無料で実施する「キャリアアップ研修事業」などを実施します。

 

介護職種の技能実習生に関する相談を受け付ける事業も

上記以外にも兵庫県では、「令和3年度ひょうご外国人介護実習支援センターにおける相談員設置支援事業」も行っており、ひょうご外国人介護実習支援センターで介護職種の技能実習生に関する相談を受け付けています。

また、10月5日から10月21日にかけて、兵庫県福祉人材研修センターで外国人技能実習生などの介護職員受け入れに向けたセミナーを4回開催。介護職種の技能実習生などの就労定着を支援します。

また、「令和3年度外国人介護人材に対する介護技術研修事業」として、介護分野における1号特定技能外国人を対象に、介護技術や介護の日本語能力の向上を図る研修の開催を予定。詳細は決定次第、公表される予定です。

(画像は兵庫県 ホームページより)

 

【インフォメーション】

兵庫県 「健康・福祉」

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf05/hw17_000000027.html