日本郵便、地方自治体向け「スマートスピーカーを活用した郵便局のみまもりサービス」開始

2021-12-28 12:39:29

地方自治体の高齢者見守りに関する課題を解決

日本郵便株式会社(以下、日本郵便)は、2022年1月より、「スマートスピーカーを活用した郵便局のみまもりサービス」の提供を地方自治体向けの新サービスとして開始します。

高齢化社会を迎えるなか、高齢単身世帯も増加傾向にあります。地方自治体では高齢者を支える担い手の不足や、高齢者の孤立化などの課題を抱えている状況です。

 

 

高齢者の生活状況の効率的な確認の機会を提供

このサービスでは、日本郵便によるWEBアプリケーションおよびAlexaスキルがスマートスピーカーを通じて利用者の生活状況、服薬状況、食事および睡眠を確認します。

利用者はスマートスピーカー(Amazon Echo Showシリーズ)を自宅に設置。スマートスピーカーの音声・ビデオ通話機能を通じて非対面・非接触によるコミュニケーションを家族ととれるほか、ニュースやラジオ情報といったAlexa音声サービスを通じたエンターテイメント機能も楽しめます。

また、利用者の家族なども利用者の生活状況確認結果の把握や写真・動画・メッセージの送信、利用者とのビデオ通話も可能です。

一方、地方自治体は利用者同意のもと、WEBアプリケーションのサービス管理画面により利用者の生活状況確認結果を一覧で確認することができます。

今後、日本郵便では高齢者向け住宅などの法人からの受託や、個人向けサービスとしても提供の準備を進めるほか、スマートスピーカーを活用した新たなサービスの提供を検討する考えです。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

日本郵便株式会社 プレスリリース

https://www.post.japanpost.jp/