キユーピー「介護にまつわる意識調査」の結果を発表
2022-07-05 17:01:00
2022-07-05 17:06:53
認定特定非営利活動法人カタリバは、ヤングケアラーとその家族のための食事宅配プロジェクトを新しくスタートしたと発表しました。
同法人が活動しているヤングケアラープログラムは、対話プログラムによる情報交換、相談窓口、ケアや子育て、家族に関する参加型イベント開催など、ヤングケアラー向けのサポートを完全オンラインで行っています。
今回実施される食事宅配プロジェクトは、プログラムを行う中で見えてきた、介護の合間に行う家事の負担を軽減するためにスタートしました。期間は6月末から8月末の間で、8週間を目安に週に1回配達を行っています。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「ヤングケアラーの実態に関する調査研究」によると、全国の中学生のおよそ17人に1人がヤングケアラーと推定されています。
また今年3月に発表された、株式会社日本総合研究所の調査研究では、ヤングケアラーの家庭での役割を明らかにしており、ケアはほぼ毎日、その中で「見守り」をする時間と、家事をする時間が長いことが分かりました。
食事の準備や掃除、洗濯など家事はやることが多く、そのために時間を費やすことで進学の機会をあきらめてしまう人や、友だちと過ごす時間、自分のための時間がなくなって体調を崩してしまう人もいます。
そのようなヤングケアラーとその家庭へのサポートが今後の重要な社会課題の1つとなっています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
認定特定非営利活動法人カタリバのプレスリリース