厚生労働省「健康寿命をのばそう!アワード」受賞者発表!

2021-12-01 11:58:36

心身の健康を促進する社会づくり

厚生労働省とスポーツ庁は、「健康寿命をのばそう!アワード」を開催し、2021年11月26日に受賞者を発表しました。健やかな生活ができる社会の実現を目指し、健康増進・生活習慣病予防推進について優れた取り組みを行う企業・団体・自治体の表彰を行うもので、今年で10回目です。

同アワードは「生活習慣病予防分野」「介護予防・高齢者生活支援分野」「母子保健分野」の3つのカテゴリに分類され受賞する企業・団体・自治体を評価しています。

その中で「介護予防・高齢者生活支援分野」では企業1件、団体27件、自治体23件の応募があり、地域に応じた地域包括ケアシステムの構築と、それが個人の主体的な取り組みにつながるプロジェクトが選ばれました。

厚生労働大臣賞・最優秀賞は、静岡県西伊豆町役場 健康福祉課の「~ラジオ体操からオンライン帰省まで~ 地域で支え合う健幸で長寿なまち」です。

介護予防として近隣住民が集まり、馴染みのあるラジオ体操をすることで、健康増進と地域での見守り、つながりにつながる取り組みが高い評価を受けました。

 

 

厚生労働大臣・優秀賞、厚生労働省老健局・優良賞

優秀賞は2件で、1つは大阪府貝塚市・つげさんフレイル・ロコモ・認知症予防プロジェクト(大阪河﨑リハビリテーション大学)による「外出自粛による虚弱を防ごう!! つげさんフレイル・ロコモ・認知症予防プロジェクト」です。

外出自粛からのフレイルに着目し、認知症予防活動ボランティア養成、ヘルスチェックや運動教室のサポートなどを行っています。

もう1つは長野県駒ヶ根市の「自分の地域は自分たちで守る!しょって立つ!」で、地域支援コーディネーターや協力者による地域での見守り、声掛け訪問、ミーティング、高齢者へのコロナ対策やワクチン接種予約などのサポートを行っています。

ほか厚生労働省老健局から、埼玉県さいたま市の「コンビニ内交流サロン」、宮城県気仙沼市の「栄養パトローラーによる食を切り口にしたフレイル重症化予防」などが優良賞を獲得しました。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

厚生労働省のプレスリリース

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22340.html