厚生労働省、社会福祉施設などにおける面会と外出の基準を緩和

2021-12-03 10:38:07

11月19日に新型コロナウイルス感染症対策本部が決定

厚生労働省が社会福祉施設などにおける面会と外出の基準を緩和したと、公益社団法人 全国老人福祉施設協議会が11月25日に発表しました。

社会福祉施設などにおける面会は、これまで「緊急でやむを得ない場合を除き制限する等の対応」を行うこととされてきました。しかし今回、令和3年11月19日に新型コロナウイルス感染症対策本部が決定した「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を受け、令和3年11月24日に「社会福祉施設等における面会等の実施にあたっての留意点について」によって、面会と外出の基準の緩和がされています。

 

 

安全な方法での面会であれば可能とする旨の方針を示す

面会と外出の基準の緩和にあたっては、安全な方法での面会であれば可能とする旨の方針が示され、面会においては「入所者及び面会者の体調やワクチン接種歴、検査結果等も考慮して、管理者が、面会時間や回数、場所を含めた面会の実施方法を判断すること。」や、「入所者や面会者がワクチンを接種していないことを理由に不当な扱いを受けることがないよう留意し、ワクチンを接種していない入所者や面会者も交流が図れるよう検討すること。」といった留意点が発出されています。

また、外出においてはこれまで、「生活や健康の維持のために必要なものは不必要に制限すべきではなく」となっていましたが、生活や健康の維持のために必要なものは制限せずに行える旨の方針が示されました。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 プレスリリース

https://www.roushikyo.or.jp/

公益社団法人 全国老人福祉施設協議会のプレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000047239.html