レバレジーズが「介護士のキャリア」についての実態を調査

2021-10-07 10:53:08

介護士の定着状況、「定着率が低い」が42.8

レバレジーズ株式会社の介護業界に特化した人材支援サービス「きらケア」が、「きらケア介護白書2021」として、全国の介護士18歳から69歳の男女2127人に「介護士のキャリア」についての実態調査を、介護事業所に勤める採用担当521人に「外国人雇用の現状」などについての調査を実施、その結果を10月1日に発表しました。

正社員・非正規社員の介護士が考える今後のキャリアについて質問したところ、正社員・非正規社員ともに「プライベートを充実させたい」との回答が36.4%で1位となりました。現在の勤め先に取り組んでほしいキャリアに関するサポートや制度について聞くと、正社員では「資格取得支援制度」が最多回答の30.5%、非正規社員では「明確な評価基準や給与体系」で21.3%となっていることが分かっています。

また、介護士の定着状況を聞くと、「定着率が低い」との回答が最も多く42.8%、「適正値」が24.4%、「定着率がとても低い」が11.1%などと続きました。

 

定着率向上の取り組み、「実施している」が87.6

現在行っている定着率向上の取り組みについて聞いたところ、全体の87.6%が「実施している」と回答。約9割の事業所が何かしらの取り組みを実施していることが明らかとなっています。

また、具体的な取り組み内容を聞くと、「給与や待遇の改善」との回答が最も多く53.3%で、「有給休暇の取得奨励」が49.1%、「上司や人事などとの定期的な面談」が47.6%などと続きました。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

きらケア研究所 調査レポート

https://job.kiracare.jp/lab/article/1907/

レバレジーズ株式会社のプレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000412.000010591.html