新社会システム総合研究所が「BCP」と題し、厚生労働省老健局員を招聘してセミナーを実施
2021-09-09 10:51:00
2021-09-10 12:11:18
住友理工株式会社は、小牧市(愛知県)と締結した「健康づくり等の推進に係る包括連携協力に関する協定」に基づき、10月より同社のフレイルチェックシステムを使った各種測定を開始します。
フレイルとは、加齢とともに身体機能や認知機能が低下して虚弱となった状態のこと。要介護状態になる前のフレイルの段階で、早期に発見・把握し健康状態を改善することが健康寿命の延伸につながると考えられています。
厚生労働省は2020年4月、75歳以上を対象に「フレイル健診」(15項目の質問票)をスタート。同社は糸島市(福岡県)・国立大学法人九州大学と連携し、身体的フレイルに特化したフレイル対策に取り組んできました。
フレイルの評価は、握力や歩行速度、疲労度などの判定から自分が今どのような状態にあるかといった簡易フィードバックを約40分で完了します。
その評価の内容を専用アプリに入力。個人ごとのデータを保存し定期的に測定を繰り返すことで、フレイルの状態を経過観察しながら健康寿命延伸を目指すものです。
同社は10月の開始に先駆け、小牧市内で8月上旬、篠岡地区の民生委員・児童委員の人約20名にフレイルチェック体験会を開催しました。
なお、同社は来年3月末までの間、同市東部地区在住の65歳以上の市民約300名に対してフレイルチェックを実施。その後は順次、市内全域へと対象を広げていく予定です。
(画像はプレスリリースより)
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住友理工株式会社 プレスリリース