奈良県が「認知症介護基礎研修」をe-ラーニングで実施

2022-05-06 13:17:50

基礎的なサービス提供が行えるようにすることが目的

奈良県が、「認知症介護基礎研修」を実施するにあたり、受講者を募集していると4月20日に発表しました。

同研修は、認知症介護に携わる人が、その業務を遂行する上で基礎的な知識・技術に加え、それを実践する際の考え方を身につけ、基礎的なサービス提供が行えるようにすることを目的に実施されています。

介護サービス事業所で介護に直接携わる職員で、介護福祉士や介護支援専門員などの「医療・福祉関係の資格」を持っておらず、認知症介護実践者研修や認知症介護実践リーダー研修、福祉系高校の卒業者などの「認知症に関係する研修等」を修了(卒業)していない人が、研修対象者となります。

 

 

受講申し込みは4月20日9時から可能に

今年度から、社会福祉法人東北福祉会 認知症介護研究・研修仙台センターを指定研修実施機関として、4月20日9時から受験者を募集しており、同センターのホームページから受講申し込みが可能です。

なお、申し込みにあたっては、eラーニングシステムのトップページで事業所責任者が事業所登録を行い、「事業所コード」の発行手続きが必要。受験が決定されれば、受講者IDや申し込み確認通知、受講料(3,000円)の支払い方法の案内があります。

全ての科目を受講し、確認テストを修了後、修了証書がシステム上で発行可能。認知症介護研究・研修仙台センター長名で発行されます。

(画像は奈良県 ホームページより)

 

【インフォメーション】

奈良県 「認知症研修の開催について(介護職員向け)」

https://www.pref.nara.jp/25407.htm

奈良県認知症介護基礎研修 募集要項

https://www.pref.nara.jp/secure/249103/R4kisoyoukou.pdf