三幸学園、介護福祉科で介護ロボット「眠りSCAN」活用の授業を導入

2021-12-22 13:15:06

介護ロボットを学ぶ

学校法人三幸学園では、介護福祉科において介護ロボット「眠りSCAN(スキャン)」を活用した授業を必須科目として導入することになったと2021年12月17日に発表しました。

介護ロボット「眠りSCAN」は、要介護者の部屋を訪問することなく状態を把握できる見守りシステムです。リアルタイムモニター機能のほか、睡眠データを測定して睡眠・呼吸・心拍数などを日誌として自動生成できる機能も搭載されています。

このようなデータを活用することで、科学的根拠に基づいた日中のケアやケア改善を行うことが可能になります。

また介護職員が夜間巡視などを行わなくても安否の確認ができ、業務効率を向上させることができるほか、要介護者にとっても安眠の妨げることがないため双方にメリットがあります。

 

 

即戦力となる人材を育てる

三幸学園は、全国に64の専門学校と2つの通信制高校、大学、短期大学などを運営しています。

介護福祉科では高齢者の睡眠の特徴などを学ぶ座学があり、今回新しく「介護現場における介護ロボットの重要性」という視点を加え、必須科目として授業に加えることになりました。

介護福祉を学ぶ学校としては、全国初の試みとなります。実際にシステムを使い、介護ロボットの仕組みや使い方、高齢者の睡眠ケアとしてどのような介入ができるか、実習を通して学んでいくことになります。

同校では今後も、即戦力となる人材を輩出するための学びを提供していくと報告しています。

(画像は学校法人三幸学園の公式サイトより)

 

 

【インフォメーション】

学校法人三幸学園のプレスリリース

https://www.sanko.ac.jp/news/article/920/