介護スクールの受講者データからコロナ禍の就業への影響を調査

2021-12-20 15:31:49

講座申込数は約1.2倍に増加

株式会社エス・エム・エス(以下、エス・エム・エス)は、運営する介護で働く人のためのスクール「カイゴジョブアカデミー」の講座申込者と卒業生を対象に行った「新型コロナウイルスの影響に関するデータ調査」の結果を発表しました。

エス・エム・エスがカイゴジョブアカデミー講座の申込者1万4,700名を対象として、2019年4月~2020年3月と2020年4月~2021年3月のデータを比較したところ、2020年4月~5月の期間、カイゴジョブアカデミーの講座は休講だったにもかかわらず、講座申込者数は約1.2倍と増加していることが判明。

また、申込者のうち講座を受講し卒業後、介護業界へ就業した人1,839名については、2020年4月に発出された1回目の緊急事態宣言の前後約4か月間、「離職中」の人の講座申し込みの方が「何らかの仕事に就いている人」より増加傾向にあったことも明らかになりました。

 

 

異業種から介護業界へ人材が入職

講座を受講後に介護業界へ就業した人へ、講座申込時に介護職として就業する際の希望就業形態についてどう考えていたか尋ねたところ、2020年4月~2021年3月は前年同期比で「常勤」が減り「非常勤」「こだわらない」が増加。

さらに、講座を受講後に介護業界へ就業した人の前職の業界について比較したところ、2020年4月~2021年3月は前年同期と比べて「事務職・管理職」「接客・サービス」「営業」「販売(スーパー、コンビニエンスストア)」の人に増加傾向が見受けられる結果となりました。

(画像はプレスリリースより)

 



【インフォメーション】

株式会社エス・エム・エス プレスリリース

https://www.bm-sms.co.jp/