島根県、「男性のための介護のミニ講座」開催

2021-09-27 10:54:47

男性の介護への参加を促進

島根県は、一般県民20名（主に男性）を対象とした「男性のための介護のミニ講座」を、令和3年10月3日（日）10時30分～12時30分、大田市民会館中ホールにて開催します。

今回開催するミニ講座では“介護のコツ学んでみませんか？”をテーマに掲げました。

まず、島根県高齢者福祉課が「知ろう！！介護保険！」と題し、介護保険制度の概要や相談先・サービス種類などを説明。参加者は、具体的にどこに・誰に相談したらいいか、できることは何か、どのようなサポートが受けられるのかを知ることができます。

また、講座の演題は「介護する側・される側の負担が減る介助方法」。

株式会社ホームケアー島根の代表取締役であり、介護予防主任運動指導員・社会福祉士・介護支援専門員として、島根県の公共職業訓練の介護初任者研修講師を20年にわたり務める榎本秀夫氏を講師に迎え、ベッドからの移乗・車椅子を用いた実技指導を行います。

令和元年度の「国民生活基礎調査」によると、家庭における主な介護者の男女比は男性が35％、女性が65％。圧倒的に女性の方が多く、介護への負担が大きくなっていることがわかりました。

また、平成28年版の「高齢社会白書」によると、家族を介護するために離職や転職する人もとりわけ女性が多く、その割合は全体の80％を占める結果となっています。

県では今回の取り組みをきっかけに、ぜひ男性にも介護に進んで参加してもらいたいとしています。

（画像はホームページより）

【インフォメーション】

島根県プレスリリース

島根県ホームページ