そろタッチ×昭和大学医学部 特定臨床研究をスタート

2021-11-04 12:23:17

そろタッチの中高年への影響とは

株式会社Digikaは、11月1日、昭和大学医学部の医師・准教授 橋本 圭司氏と共に「そろタッチ」を活用しながら地域在住中高年齢者の認知機能および生活の質への影響を検討する特定臨床研究をスタートすることを発表しました。

なお、この特定臨床研究の詳細情報については厚生労働省が整備するデータベースjRCTに公開されています。

「そろタッチ」は、iPadを使ってそろばん式暗算を短期効率的に楽しく習得する新しい暗算学習法です。これまで数々の研究においてワーキングメモリへの好影響は実証済み。認知症予防にも期待が寄せられています。

今回の臨床研究を行うきっかけは、そろばん経験がほぼない78歳の男性が「そろタッチ」を利用し2桁5口のフラッシュ暗算を習得したことでした。

これを受け同社は、昭和大学医学部の医師・准教授 橋本 圭司氏のグループと共に、一般社団法人認知症予防活動コンソーシアム、カオリ内科・糖尿病クリニックの協力のもと、「そろタッチ」の利用による中高年齢者の認知機能および生活の質への影響を検討するべく、40~70歳の中高齢者20名を対象に半年間のランダム化比較試験を実施することになりました。

 

 

認知症予防の可能性を追究

厚生労働省によれば、日本の認知症患者数は2025年に約700万人(65歳以上の5人に1人)に達すると予測されています。

同社は超高齢化社会に向けて、認知症予防ならびに高齢者と子ども達とをつなぐコミュニティの醸成に向けて取り組んでいく考えです。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

株式会社Digika プレスリリース(@Press)

https://www.atpress.ne.jp/news/283287

株式会社Digika ホームページ

https://www.sorotouch.jp/

厚生労働省 jRCT

https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs032210356