埼玉県戸田市が公平病院と連携、社会的処方の実践などを実施

2022-07-15 10:36:56

介護予防活動の社会資源の情報発信など実証実験を実施へ

埼玉県戸田市(以下、戸田市)が、医療法人慈公会公平病院(以下、公平病院)のヘルスケアモビリティの活用によるオンライン診療で、地域の医療機関が「社会的処方」を実施できる仕組みづくりに向け、公平病院と7月13日に包括連携協定を締結すると、7月6日に発表しました。

近年、健康の社会的決定要因を踏まえ、最適な介護サービスや地域の社会資源につなげる「社会的処方」が重要視されてきています。

そこで戸田市は公平病院との包括連携協定を締結し、「誰も取り残されない医療・福祉・地域連携」を目指し、介護予防活動の社会資源の情報発信などといった実証実験を実施することを決定しています。

 

 

医師のつなぎ役となるリンクワーカーの育成などで連駅

同実証実験は美笹地区に住む患者が対象で、認知症カフェやサークル活動などの「集い」や、YODA元気体操などの「運動」、食事サービスの「栄養」などの介護予防活動の社会資源と、医師のつなぎ役となるリンクワーカーの育成、医療や福祉サービスの活性化などに関して連携していく予定です。

包括連携協定の締結式は、戸田市上戸田にある「戸田市役所4階 公室」を会場として、7月13日の午前11時から行われ、公平病院の院長である公平 誠氏や、戸田市の市長である菅原 文仁氏、市民医療センター所長である飯島 昌一氏、健康福祉部長の櫻井 聡氏などが出席する予定。

当日は実証実験の概要が説明されるほか、ヘルスケアモビリティの見学も可能です。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

埼玉県戸田市 プレスリリース

https://www.city.toda.saitama.jp/