大田区、地域包括ケアソリューション「ALWAYS(R)ICC」クラウド版サービスの運用開始

2022-04-01 15:47:04

自治体の地域包括業務のデータ利活用を徹底サポート

東芝デジタルソリューションズ株式会社は、3月30日、自治体の地域包括マネジメント業務を支援する地域包括ケアソリューション「ALWAYS(R)ICC」クラウド版サービスの提供をスタートしました。

「ALWAYS(R)ICC」は、自治体の医療・介護等の膨大な地域包括ケア関連のデータをクラウド上で管理し、可視化・分析を行うことで地域包括ケアに関する事業計画の策定や施策の効果測定などを支援するものです。

具体的には、自治体の各部門が保有する医療・介護等のデータを個人別に突き合わせて一元化した「高齢者統合DB」をクラウドサービスにて提供します。

また、ビッグデータの可視化から分析までを支援し、事業計画等施策立案業務の効率化はもちろん、根拠に基づいた施策立案の実現を目指します。

さらに、高齢者個人の心身状態・サービス利用状況履歴を可視化し、高齢者個人へフィードバックすることで一人ひとりに最適なサービスを提供。健康寿命延伸ひいては社会保障給付費の抑制・適正化につなげます。

 

 

高齢化社会の課題を解決

高齢化社会を迎える中、日本では「介護人材不足」「社会保障給付費の増大」が課題として挙げられています。

政府ではこれらの課題を解決するため、自治体に対してデータ活用による業務効率化を進めるよう促すと同時に「健康寿命の延伸」「社会保障給付費の抑制・適正化」に向けた取り組みを求めています。

なお、大田区ではいち早く「ALWAYS(R)ICC」クラウド版サービスのモデルユーザーとして試行運用を実施してきました。本格的な運用については4月から開始する予定です。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

東芝デジタルソリューションズ株式会社 プレスリリース

https://www.global.toshiba/