30代でも遅くない!30代で介護業界への転職するときのポイント
2020-11-16 19:14:00
2021-01-18 12:16:13
今の職場に不満があって転職を考えている。でも、こんな理由で転職してしまっていいのだろうか。そんな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
キャリアスマイルが、介護職から介護職の転職経験者を対象としたアンケート調査を実施。どんな理由、きっかけで転職をしたのか、どのようなタイミングで転職を考えたのかなどをお聞きしました。
中には、あなたと同じような理由で転職された方もいるかもしれません。転職後に納得感を持てたのかどうかも含めたアンケートの結果をご紹介します。
【アンケートの概要】
調査対象:全国、20歳以上でサービス業か医療業を勤務先とする4401名に事前調査の上、介護職から介護職への経験者である111名に本調査を実施
調査日:2020年11月10日~2020年11月14日
調査手法:インターネット調査
介護職から介護職の転職経験者に、まずは転職した理由について聞きました。
1位は「給与の額(54.9%)」、続いて2位「職場の人間関係(40.2%)」、3位が「勤務時間の長さ(34.8%)」となりました。
せっかく今働かせてもらっている職場を離れて転職するからには、特別な理由が必要と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし一般的には、より良い条件や、快適に働ける職場に転職したいといったシンプルな理由で転職される方が大半です。
「キャリアアップ」という理由を挙げている方は21.7%。その方たちについても、キャリアアップだけが理由だったとは限らず、他の理由を合わせて挙げている方がほとんどです。
次に、介護の転職経験者が、転職時に気にした条件について見てみましょう。
こちらも1位は「給与(69.4%)」です。給与額は求人情報で提示されていますが、何円から何円まで、もしくは何円以上という風に幅を持たせて記載されているケースが多いです。
実際どうなのか、自身の場合はどの程度の給与が見込まれるのか気になる方は、転職コーディネーターに入ってもらって確認すると良いでしょう。
2位には介護職ならではの「勤務シフト(50.5%)」が入りました。職場によってシフトの分け方や勤務時間が異なりますし、夜勤回数も気になるところ。日勤のみ、夜勤専従といった条件の求人もあり、自身のライフスタイルにできるだけ合う条件にしたいところです。
転職理由の質問では2位で40.2%となった人間関係ですが、気にした条件では5位で35.1%となりました。転職先の人間関係は本来判断しづらいという中で考えると、かなり高い数字だとも言えます。
転職を考えるタイミングとしては、勤続1年未満の割合が一番高く25.2%に。入職して数か月も経つと、その職場が自分に合うか合わないかはわかってくるもの。少なくとも1年は同じ職場でがんばらないとという意識はある一方で、多くの方が早い段階で転職を視野に入れ始めるようです。
1年以上から4年未満の間となると、ほぼ均等な割合となっています。4年目のタイミングについてはやや少なくなり、勤続10年以上経ってから転職を考えた方は7.2%いました。
では実際に転職はどんな場面、どんなきっかけで考え始めているのでしょう。転職経験者のみなさんに自由回答で答えてもらいました。
すると、人間関係に耐え切れなくなったというタイミングはもちろん、
「施設長に現場経験がなく、無茶なことを言ってくるとき」「施設長のやり方が横暴だった」「自分の提案がホーム長にないがしろにされ、あれではやりたいことが出来ないと思ったとき」といった施設長への不満が発生したタイミング。
「金儲け、稼ぎを追及する会社だったため」「事業所が、利用者の声を聞かず、会社の都合を優先させるのが納得いかなかった」といった、会社、施設の運営方針への不満が発生したタイミングなども多く見受けられました。
経営層の考えと自分の考えが異なる職場で働き続けるのは、かなりのストレスになるものです。
そういった理由から転職した結果、「代表者の考えや、職場の人間関係が良く、みなさん仲が良い」「上司や後輩など、みんな同じ目的を持って働ける環境」「利用者さんも同僚も以前の職場より優しい、気の合う人が多い」と感じられる新しい職場で働けるようになり、転職に成功したと実感された方も多くいるようです。
介護職の転職経験者が実際に転職活動で利用した手段としては「一般的な求人サイト」「介護専門の求人サイト」を利用された方が7割以上という結果が出ています。
多くの経験者が転職に活用している求人サイトですが、また転職するならどんな求人サイトを利用したいかについても聞いてみました。
1位は「転職先の詳しい情報がある(47.6%)」、2位は「希望に合う求人を検索しやすい(45.9%)」、3位は「介護職に特化している(43.2%)」という結果となりました。
「求人数が多い(38.9%)」はそれらよりも下になっていることから、豊富な求人の中から探したいという希望よりも、介護に特化した求人サイトで、自分に合う求人を見つけやすい方が良いと考えているともとれます。
当キャリアスマイルは、介護と看護の仕事に特化した求人サイトです。エリアはもちろん、「資格支援制度あり」「高給与」「夜勤専従」「日勤のみ」といったこだわり条件からの求人検索も可能です。非公開求人も多くあり、転職先の詳しい情報も提供しております!
またキャリアコーディネーターになら、正直な転職理由も伝えやすいでしょう。その上で転職の成功につながるような情報、求人案件をキャリアスマイルからご提供しています。
キャリアスマイルの特徴、ご利用の流れについて
キャリアスマイルとは
最後に「転職は満足のいく結果となりましたか?」という質問の結果をご紹介しましょう。
転職成功とも考えらえれる「大変満足」と「やや満足」の合計は64.8%。転職が成功したとも失敗したとも言えない「どちらともいえない」は27.0%。そして転職失敗とも考えられる「やや不満」「大変不満」の合計は8.1%とかなりの少数派となりました。
6割以上の方が介護の転職に成功し、失敗と感じた方は1割未満。転職を検討しておられる方にとっては勇気づけられる数字と言えるのではないでしょうか。
今回のアンケートの結果により、介護の転職経験者のみなさんがさまざまな理由で転職をし、多くの方が納得感がある転職を実現していることがわかりました。
転職するかどうかで悩んでいる方は、介護と看護の仕事に特化した当「キャリアスマイル」のようなサイトを利用し、まずは求人案件に目を通したり、コーディネーターに相談してみたりして、希望条件に合うような求人がないか確かめてみることをおすすめします。