内定後の動きってどうするの?介護職の内定後の対応とは

2021-11-19 10:58:53

介護業界で転職活動している方で、内定後にどのような対応をすればいいか悩んでいる方はいるでしょう。

別業界から、介護業界へ転職を考えている方だと、内定後の対応がわからず不安になる方もいるかもしれません。

介護業界への転職活動中で内定後の動きに不安を抱えている方の悩みを解消できるように、当記事では内定後の対応や内定辞退する場合の動きなどを紹介します。

 

 

連絡をする

面接を受けた後合格だった場合、会社から内定の連絡が届きますが、内定を承諾する際の連絡方法はさまざまで、会社によって異なります。

ここでは、内定を承諾する際の連絡の方法と注意点を紹介します。

 

 

メール・電話

内定を承諾する際の連絡方法は、メールと電話の2種類です。どちらで連絡するかは、内定をもらった会社によって異なるため、連絡方法が決まっている場合は、会社のルールを守ってください。ルールが決まっていない場合は、原則電話をします。

電話

会社から内定通知が届いたら、まずは電話での連絡が大切です。内定を承諾することを伝え、入社の手続きや入社日の日程など、今後の予定を直接聞くようにしましょう。

メール

メールで連絡するのは、電話をした際に連絡がつかなかった時にしましょう。メールの内容は、入社の手続きや入社日の日程などを聞きます。相手からの返信を待つか、後ほど電話ですることを伝えるのも大切です。

 

 

感謝の意

内定通知が届いたら、相手に感謝の意を忘れずに伝えましょう。

「内定の通知いただきました、ありがとうございます」など、内定をもらったことに関して感謝を伝え、内定を承諾することを伝えてください。

感謝の意を伝えた後、入社の手続きや入社日など、今後のスケジュールを直接聞きましょう。

 

 

保留・辞退をする場合

面接を受け内定の通知が届いても、内定を辞退するケースも考えられます。

転職活動している方の中には、1つの会社に絞っている方や複数の会社と同時並行で進めている方もいるでしょう。同時並行で転職活動を進めている場合、いくつかの会社の内定を保留、辞退しなければいけません。

内定を保留、辞退する場合の連絡についても注意点があります。内定を辞退する際に困ることがないように、ここでは内定を保留、辞退する場合の注意点を紹介します。

 

 

入職意思が低いと思われる可能性がある

内定の通知が届いてから、すぐに連絡しなかった場合、入職意思が低いと思われる可能性があります。

すぐに内定承諾の連絡が欲しい、数日なら待てるなど、会社の状況によって、保留できる期間は異なります。内定を保留、辞退する場合も必ず連絡してください。内定を保留、辞退する場合はその理由を明確に伝えましょう。

伝える内容としては、「家族とゆっくり考えたいので、◯日まで内定の承諾を待っていただけないでしょうか」「貴重なお時間をさいていただいて申し訳ないのですが、自分の将来を考え他の会社に就職することにしました。」など、相手を不快にさせない言い回しが大切です。

内定の承諾、辞退にかかわらず、すぐに連絡しないと相手の時間を奪うことになり、すぐに人員が欲しいと考えている会社の場合、会社側が困ることになります。

 

 

ドタキャン・入社承諾した後の辞退はNG

ドタキャンや入社承諾後の内定の保留、辞退は絶対にやめましょう。

内定を辞退することを決めていても、ドタキャンはマナー違反です。入社承諾後に「内定を辞退させてほしい」など、保留や辞退の連絡も避けましょう。

内定を承諾した場合、会社で入社に関して手続きを進めます。入社承諾後に内定の保留や辞退をすると、相手が手続きなどに要した時間を無駄にしてしまいます。

入社承諾後に保留、辞退しないように、検討してから内定承諾の連絡をしてください。

 

 

就業中なら退職の申し出はなるべく早めで

就業しながら、介護業界への転職を考えている方もいるでしょう。就業しながら介護業界へ転職する予定の方は、退職の申し出を早く行う必要があります。

ここでは、退職の申し出を早く行うべき理由を3つ紹介します。

 

仕事の引き継ぎ

転職が決まれば、現在就業中の会社で他の人へ仕事の引き継ぎが必要です。急に仕事をやめると、他の人へ仕事を引き継ぐ余裕もなくなり、就業中の会社の人に大きな迷惑をかけることになります。

仕事の引き継ぎの面以外にも、就業中の会社内で人間関係の悪化が懸念されます。

人間関係の悪化は仕事に大きな影響を及ぼします。例えば「1週間後に退職する」と急に伝えられたら、「いきなり言われても困る」と思う人も少なくないため、今まで良好に保っていた人間関係に影響が出る場合があります。

余裕を持って仕事の引き継ぎを行う、人間関係を良好に保ったまま退職するために、「退職希望日は最低3カ月前に伝えること」など、会社のルールに従って退職の申し出を行いましょう。

 

会社から借りているものの返還

会社から借りている社員証の返却やロッカーの荷物の整理などを行う必要があります。会社のロッカーに荷物を預けている方や社員証を支給されている方は、退職希望日までに荷物の整理をして、会社に荷物を残さないようにしてください。

 

書類の受け取り

退職に伴って発行・返却してもらう書類も存在します。源泉徴収票や年金手帳、離職票などですが、早めに退職の申し出をしていないと書類の準備ができなくなります。

上記の書類は、転職先に提出する書類でもあるため、必ず受け取る必要があります。退職の申し出を早く行うことで、就業中の会社で余裕を持って書類を準備できます。

その結果、転職前に提出する書類などを事前に用意できるので、スムーズな転職につながります。

 

 

介護の転職活動と内定について

ここまで、内定後の対応や内定辞退する場合の動きなどを紹介しました。

内定通知が届いたら、会社にすぐにメールか電話で連絡しましょう。

すぐに連絡しないと、入職の意思が弱いとみなされることや、会社の手続きが滞ってしまう場合があります。また、内定を保留、辞退する場合も必ず連絡し、採用するために時間をとってくれた会社に迷惑がかからないようにしてください。

現在就業中の方は、できるだけ早く退職の申し出をすることで、余裕を持って源泉徴収票や年金手帳などの各種書類の受け取りや、会社に置いている荷物の整理ができます。

早い段階で各種書類の受け取りや荷物の整理すると、転職先に提出する書類や預ける荷物の準備を、余裕を持って行えるため、スムーズな転職につながります。

また、内定を承諾、保留や辞退するどちらの場合でも、一度内定を出してくれた会社に対して、誠実な対応を心がけるようにしましょう。