内定後の動きってどうするの?介護職の内定後の対応とは
2021-11-18 16:30:00
2021-11-19 10:59:03
介護業界への転職を考えている方の中には、「介護職は専門職だから未経験から転職するのは難しいのではないか?」「異業種からいきなり転職できるの?」と不安や疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
介護職は専門学校や大学に通い、資格を取得してから就職する方が多いですが、異業種から介護職へ挑戦する方も存在します。
当記事は、介護業界へ転職を考えている方の参考になるように、介護業界へ転職している方の特徴や、未経験の方でも介護業界へ転職できるか詳しく紹介します。
介護業界には「人手不足」という慢性的な課題があります。
超高齢化社会の日本において、介護職の需要は高まっており、人手不足も伴って求人も増えており介護業界へ挑戦する方も増えてきています。
ここでは、介護業界で転職をしている方の特徴を紹介します。
介護業界で転職している方の中には、元々介護業界で働いている経験者が7〜8割を占めています。
同じ介護業界で転職している方は、キャリアアップや待遇、働きやすい環境を求めて転職する方が多いです。
転職する上で、介護業界で働いていた経験があると採用されやすく、介護福祉士などの資格を取得していると、手当が支給される待遇の良い職場へ転職できる可能性が高まります。
経験者が転職する際は、前職でどんな業務に携わっていたかなどをアピールしましょう。
介護業界は育児などで休業していた方が、仕事に復帰するために、転職活動を行うことがあります。
介護業界は、女性が多いので出産や結婚をきっかけに休職する方が多くいます。慢性的な人員不足に陥っている介護業界では、経験者を重宝しているため一度現場から離れた方でも、復職しやすいです。
正社員ではなくても、パートや派遣社員などライフスタイルに合わせた幅広い働き方ができるので、お子さんがいる方でも就職しやすい業界でしょう。
元々働いていた業界での復職が難しい場合、介護業界はおすすめです。
介護業界で転職する場合、経験者はもちろん異業種で働いていた方が、未経験から転職するケースも多く存在します。
異業種から介護業界へ転職を考えているの中には、「どんな業界から介護業界へ転職する人が多いの?」「今働いている業界から介護業界へ転職できるの?」など、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、介護業界へ転職した方が元々働いていた業種を紹介します。
営業職から介護職へ転職する方もいます。
営業職で培った能力は介護職の仕事にも活かせるでしょう。ここでは営業職が、介護職へ向いているポイントを紹介します。
〇対人コミュニケーションに秀でている
営業職は、相手の話を聞き悩みやニーズに沿った商品を提案する仕事です。
業務で活用していたヒアリング力は、介護職として活かせます。介護職は、入浴介助や食事介助などの身体介護をイメージする方が多いと思いますが、利用者と日常的に会話する場面も多く存在します。
営業で培ったヒアリング力は、介護職として必須で利用者と信頼関係を築くのに必要不可欠で、日常の支援の中でも利用者が求めていることを汲み取ることにもつながるでしょう。
コミュニケーションに秀でた営業職の方は、介護職に向いています。
エンジニアとして働いていた方でも、介護職へ転職する方も存在します。
介護職とエンジニアでは、一見繋がりがないように感じますが、エンジニアとして培われたスキルは、介護職でも活かせます。
ここでは、エンジニアの方が介護職でも活かせるスキルについて紹介します。
〇ITスキル
介護業界では、利用者の記録にパソコンなどの電子機器を使うといったIT技術をどんどん導入しています。
IT業界で働いてきたエンジニアの方だと、すぐに介護業界の記録システムなどに適応できるでしょう。また、職場の中にはパソコン操作に慣れていない方もいます。職場の中にパソコン操作に慣れていない方からすると、IT業界で働いてきたエンジニアの方は頼りになります。
新型コロナウイルスの影響により、Zoomを活用したオンライン面会も行われているので、パソコンなどの電子機器に何かあった時に頼られる存在になれるでしょう。
〇客観的な分析スキル
エンジニアの方は、分析スキルに秀でている方が多いです。
介護業界で活かせる分析スキルとして、「利用者の心身状況」などが挙げられます。利用者の中には、病気や障がいの影響により自分の状態を言葉で伝えられない方がいます。
分析スキルに秀でていると、利用者の少しの状態の変化に気づき、「体調が悪いのではないか」など分析から仮説を立てられるでしょう。
利用者の少しの変化に気づき分析することにより、利用者が求めている最善のサービスを提供できるようになります。
飲食店で働いていた経験も、介護職へ活かせます。
ここでは、飲食店で働いていた方が介護業界で活かせるスキルを紹介します。
〇コミュニケーションスキル
飲食業界で働いていた方は、接客で培ったコミュニケーションスキルがあります。
介護業界も利用者や職員、利用者の家族とコミュニケーションを対人関係の仕事です。コミュニケーションスキルが高いと、職員と密な連携を取れるので仕事を円滑に回しやすくなります。
連携が取れて仕事を円滑に回せると、利用者へより良い支援を提供できるようになるので、利用者の満足度にも繋がります。
また、コミュニケーションスキルが高いと利用者と信頼関係を早く築けます。
コミュニケーションスキルの高い飲食業の方は、介護職へ転職するのがおすすめです。
〇食に関する知識
飲食業界で働いていた方の食に関する知識は、介護の仕事に活かせます。
デイサービスや入所施設などでは、利用者に楽しんでもらえるような、レクリエーションやイベントを行うことがあります。BBQやご飯を作るイベントを行う際に、食に関する知識があると周りの職員から頼られることや、より美味しいご飯や楽しいイベントを企画できるので、利用者に喜んでもらえます。
食に関する知識がある飲食業の方が介護業界へ転職すると、日常の支援だけではなく月に数回あるレクリエーションや、イベントで利用者に楽しんでもらえるので、介護業界への転職もおすすめです。
異業種の方でも、今まで培ってきた様々なスキルは介護の仕事にも活かせます。介護業界へ転職を考えている方は、今までの仕事で培ってきた長所を見つけてみましょう。
異業種から介護業界へ転職を考えている方の中には、「実務経験や資格がなくても転職できるの?」と不安に感じている方も多いでしょう。
介護業界は、経験や資格がなくても携われる仕事があるので、未経験の方でも転職しやすい業界です。
利用者の居室の掃除や、洋服の洗濯などを行う「生活援助」や入浴介助や食事介助などの「身体介護」に携われます。
また、業務に携わりながら介護職員初任者研修などの資格の取得も目指せます。
未経験から挑戦する方も多い業界なので、異業種から転職を考えても問題ないです。
ここまで介護業界へ転職している方の特徴や、未経験の方でも介護業界へ転職できるか詳しく紹介しました。
介護業界は未経験からでも挑戦しやすい業界です。営業職やエンジニア、飲食業など他業種で培った経験は、介護業界でも活かせて働きながらでも資格の取得も目指せます。
中には、「未経験からどうやって転職すればいいの?」と悩む方もいるでしょう。そんな方には、紹介会社の利用がおすすめです。
紹介会社を利用すると、未経験者を採用している会社や自分にあった会社を見つけやすくなります。
他業種から介護業界へ転職を考えている方は、紹介会社を利用してみてはいかがでしょうか?