未経験での就職におすすめ!働きやすい介護施設の選び方
2022-02-24 15:25:00
2022-02-24 15:30:35
介護福祉士として就職や転職を考えている人の中には、応募書類の書き方に悩んでいる人もいるでしょう。
応募書類の内容によって、書類選考の合否が左右されるので、ポイントを押さえておくことは重要です。
希望の就職先や転職先への合格率が少しでも上がるように、この記事では、介護福祉士の志望動機の書き方や介護福祉士に多い志望理由、離職理由の書き方を紹介します。
介護福祉士の志望動機はどのように書いたら良いのでしょうか。
介護福祉士を求めている施設は多く、少しでも多く人材を確保したいと考えています。しかし、志望動機の内容によっては不合格になる可能性もあります。
介護福祉士の志望動機の書き方について、詳しく解説します。
経験者は、今までの仕事の経験やキャリアの中で培ったスキルをアピールしましょう。
これまで勤めていた介護施設では何年間働き、どんな役割を果たしていたのか、保有資格があるのかなどを応募書類に記載すると、合格率は高まるでしょう。
例文は以下の通りです。
私は大学卒業後、特別養護老人ホームで3年間介護福祉士として働き、身体介助をはじめとする介護のスキルを身につけました。
介護福祉士として更にスキルアップしたいと考えていたときに、貴社の求人を拝見しました。
貴社の利用者様第一という運営方針に共感し、この度応募させていただきます。
これまでの経験を活かし、貴社で活躍できる人材になりたいと考えておりますので、ぜひ宜しくお願いいたします。
介護業界未経験の人は、今までの職歴に加え、なぜ介護業界で働きたいのか、今後介護業界でどのように成長したいのかを記載しましょう。
介護業界に興味を持った理由などを詳しく記載すると、採用担当者にあなたの介護業界で働きたいという思いが伝わります。
例文は以下の通りです。
私はIT業界で5年間働いてきました。
人とコミュニケーションをとる機会が少なく、誰のために働いているのかが分からなくなっていた時に、介護の仕事について知りました。
誰かの役に立つ仕事をしたい、誰かの人生をサポートする仕事に就きたいと考え、この度貴社の求人に応募させていただきました。
今は資格がありませんが、入職後は介護の知識や技術を身につけ、初任者研修などの資格取得にも積極的に取り組んでまいります。
宜しくお願いいたします。
大学生の志望動機では、大学で学んだことや取得見込みの資格を記載しましょう。
就職活動の時期には、介護福祉士などの国家資格は合否が発表されていません。しかし、取得見込みの資格を記載することで、採用担当者の目にも留まりやすく、合格の可能性がアップするでしょう。
例文は以下の通りです。
私の祖母は、半身麻痺で介護サービスを利用しています。介護に来てくれる支援員の方を見て、「私も誰かの役に立つ仕事に就きたい」と思うようになり、介護に興味を持ちました。
私は、現在〇〇大学で介護について勉強しています。
まだ合否が出ておらず取得見込みではありますが、卒業後は介護福祉士として働く予定です。
貴社に入職させていただきましたら、介護技術や知識の習得はもちろん、利用者様を第一に考えた支援を提供できるように勤めてまいります。
宜しくお願いいたします。
高校生が介護職の志望動機を書く際は、介護に興味を持った理由などを記載しましょう。
例文は以下の通りです。
私が介護に興味を持った理由は、親の介護をしていたからです。
私の母は下半身麻痺を抱えており、日常的に介護を必要としています。介護サービスも利用していますが、私も介護に携わっています。
母の介護を通して、「母のように体に障害を抱えている人を助けたい」と思うようになりました。
現在は資格を持っておりませんが、入職させていただくことなりましたら、初任者研修や実務者研修を取得し、介護の知識や技術を身につけていきます。
宜しくお願いいたします。
介護福祉士によくある志望理由を知っていると、応募書類に書く際の参考になるでしょう。
介護福祉士がどのような志望理由を書いているのか、詳しく紹介します。
志望理由には、介護職を選んだ理由を書く人が多いです。
介護職を選んだ理由は、育った環境や考えた方によって、それぞれ異なります。例えば、親や祖父母の介護により興味を持った、親や知人に介護職が向いていると言われた、人の役に立つ業種でキャリアアップしていきたいなどです。
なぜ介護職を選んだのか、介護職に興味を持った出来事やきっかけを応募書類に含めると、採用担当者に介護職への熱意を感じてもらいやすくなるでしょう。
介護福祉士の資格を取得した理由やきっかけなどを応募書類に記載する人も多いです。
介護系の資格は初任者研修や実務者研修、介護福祉士や社会福祉士など国家資格まで幅広く存在します。
人の役に立つ仕事に就きたかった、親が介護福祉士を持っておりよく話を聞いていたなど、介護福祉士を目指したきっかけを記載しましょう。
合格する人の応募理由には、自分の言葉で記載されているという共通点があります。
応募書類に記載する際、インターネットにある例文をそのまま引用する人もいます。
インターネットから引用することで、整った文章を書くことができますが、自分の言葉ではないため、いざ面接で質問されたときに、上手く答えられない可能性があります。
また、求職活動は自分に合う施設を選ぶという一面もあるため、自分の言葉で伝えないとミスマッチにも繋がるでしょう。
質問されたときに返答に困ると、「なぜ答えられないのだろう?」「いまいち信用できないな」と面接官に思われることもあります。
面接官からの信用を失うと、不合格になる可能性があるでしょう。
整った文章を完成させることも重要ですが、自分のことを知ってもらい、自分に合う施設で働くために、応募書類は自分の言葉で記しましょう。
転職者が応募書類を書くときに、「前職の離職理由をどうやって書いたらいいのかわからない」と悩むこともあると思います。
離職理由を書くときは、「職場の待遇が悪かった」「人間関係が悪かった」など、マイナスのイメージにつながる内容は記載しないようにしましょう。
「人間関係は本当に相手だけの問題だったのだろうか」「うちの施設に入職しても、待遇に不満があると言って辞めてしまうのではないか」と思われてしまうからです。
離職理由の書き方の例文は以下の通りです。
新しい環境でスキルアップしたいと考え、転職を希望しました。
前職では、毎日の業務に追われながらも周りの職員と協力して利用者様の生活をサポートしていました。
人間関係にも恵まれていた職場でしたが、介護職としてスキルアップするために、介護職としてできることを増やしていきたいという思いから離職に至りました。
求人に応募したものの、残念ながら不合格になることもあります。
考えられる不合格の理由は、施設が求めている人材ではなかったという可能性です。
例えば、即戦力のケアマネージャーを欲している施設に、介護福祉士が応募した場合です。
数年キャリアを積めばケアマネージャーの資格を取得できますが、入職の段階ではケアマネージャーとしては働くことができません。
将来有望な人材でも、即戦力を期待している施設では不合格になることもあります。
ここまで、介護福祉士の志望動機の書き方や介護福祉士によくある志望理由、離職理由の書き方などを紹介しました。
応募書類は自分をアピールできる絶好の機会です。
「どうしても就職したい」と思うと、良い印象を持たれそうな言葉をインターネットから引用してしまいたくなることもあるでしょう。
しかし自分の言葉ではない場合、面接時にボロが出て、面接官からの信用を失い、最悪の場合不合格になることもあり得ます。また自分のことを正しく伝えられないと、ミスマッチに繋がることもあるでしょう。
応募書類を書く時は、整った文章や内容にこだわりすぎず、自分の思いが伝わるよう意識してくださいね。