介護職へ転職したい!自分で求人を探すデメリットと注意点とは
2021-10-06 10:48:00
2021-10-11 18:18:45
「介護職に転職したいけど自分にあった職場がわからない」「いい求人を見つけられない」と転職を考えていても、悩んでしまうことってありますよね。
超高齢化社会の日本において、介護職の求人は多く選ばなければ、転職には困りません。しかし働きやすい職場や、自分にあった職場を見つけるとなると、求人だけをみていてもイメージはつきにくいです。
自分にあった求人かどうかわからないと、なかなか転職する勇気が湧いてきませんよね。
自分にあった求人を、なかなか見つけられない方は、「知人の紹介」を使い転職するのも手段の1つです。
自分にあった職場を見つけられるように、当記事では知人の紹介で転職する特徴と、注意点を紹介します。
自分一人で転職活動する場合、ネットにある求人や求人雑誌などを見る、紹介会社を利用するなどの方法が主流ではないでしょうか。
しかし、求人には給与などの情報は掲載されていても、職場の雰囲気や職員間の関係性などの情報は、イメージはしにくいです。「転職して自分に合わない職場だったらどうしよう」など、転職前から不安に感じることもあるでしょう。
転職の1つの方法として活用できるように、ここでは知人の紹介の特徴を紹介します。
知人の紹介で転職すると、最初から職場に知人がいるという安心感を得られるので、早期離職につながりにくいという特徴があります。
転職する際の不安として、「職場の人間関係」が挙げられるでしょう。働く上で、職場の人間関係は重要です。人間関係が悪いと、いくら給与面が良くても働くのが苦しくなり、早期離職に繋がってしまいます。
最初から職場に知人がいることで、人間関係の不安が解消され、働きやすくなります。また、知人つながりで他の職員との関係性を構築するハードルが下がり、働きやすい環境に身をおけるでしょう。
求人を知人から紹介してもらうことで、求人を探す手間が省けるというメリットがあります。
現在の仕事を継続しながら、介護職への転職を考えている方もいるでしょう。仕事をしながら求人を探すと、時間を確保しにくいため、転職活動がなかなか進まないというケースが考えられます。
自分の希望に沿った求人を見つけても、日程が合わずに転職に至らないこともあるでしょう。
知人から求人を紹介されると、自分から求人に関する情報収集をしなくて良いので、働きながら転職を考えている方も転職しやすいです。
さらに、実際に働いている知人からの紹介なので、給与や待遇面の情報はもちろん施設の雰囲気や、職員の人間関係などの情報が事前にわかるというメリットがあります。
施設の雰囲気や職員の人間関係は、求人などを見てもわからない情報です。
施設の雰囲気や、職員の人間関係などの情報が事前にわかると、職場の雰囲気を具体的にイメージできます。また、知人を通じて職場の見学などができる場合もあります。
知人からの情報と、自分の目で見た施設の雰囲気を合わせることで、自分が働いている所をより具体的にイメージでき、自分に合った施設か判断しやすいでしょう。
転職する前に、より具体的な情報が欲しいという方に、知人の紹介からの転職はおすすめです。
知人から求人を紹介してもらうと、職場に知人がいる安心感や求人を探す手間が省けるなど、転職につながりやすいでしょう。
しかし、転職しやすいという反面、注意点があることを理解しておきましょう。注意点を理解することで、実際に知人から求人を紹介してもらった時の不安が軽減します。
知人からの紹介で、転職する際の不安を軽減できるように、ここでは注意点を紹介します。
知人の紹介で転職する際、タイミングが難しいというデメリットがあります。
求人は、いつでも募集している訳ではありません。「会社に不足している人材が欲しい」「人材不足で現場が困っている」など、求人募集する際の理由は様々です。それは、知人の職場でも同様でしょう。
知人の紹介だけを頼りにしている場合、「転職したい」と考えていてもなかなか求人募集がかからず、転職活動が進展しない事態に陥ります。
また、現在の仕事を継続しながら転職活動する方は、よりタイミングが難しくなるでしょう。
知人から紹介を受けても、すぐに現在の仕事をやめられる訳ではないので、タイミングが合わず転職できないケースも考えられます。
タイミングが難しいので、自分で求人を探すなどの転職活動と並行して、知人からの紹介を待つのがおすすめです。
同時並行で転職活動を進めることで、自分で良い求人を見つけた場合は、そのまま転職でき、転職活動中に知人から紹介を受け、自分に合っていると判断した際も転職できます。
知人からの紹介だけに頼らず、自分で転職活動を続けらながら知人からの紹介を待ちましょう。
知人からの紹介だと、客観的な意見が聞きにくいという点がデメリットです。
知人から職場の雰囲気や、人間関係などを聞けますが、知人の主観的な意見に寄ってしまうことが考えられます。
知人が「職場の雰囲気が良い」「人間関係も問題ない」と言っていても、それは知人の主観的な意見なので、あなたが同じように感じるかわかりません。
知人の主観的な意見のみを頼りに転職すると、「言っていたことと違う」「自分に合わないからやめたい」という事態になりかねません。
実際はどんな施設なのか判断するために、可能であれば会社見学に行くことをおすすめします。
知人の紹介で転職を考えている際は、知人を通じて会社見学できる可能性があります。実際の施設の雰囲気など、自分の目で確かめることで、知人の主観的な意見だけに頼ることなく、どんな施設か自分で判断できるでしょう。
知人からの主観的な意見は、全て鵜呑みにするのではなく参考程度にしましょう。
自分で会社に足を運び、雰囲気や職員の人間関係を見ることで、自分に合った施設なのかわかります。
知人の意見と自分で感じたことを合わせて、自分に合っている会社か判断しましょう。
ここまで知人の紹介で転職する場合の特徴と、注意点を紹介しました。知人の紹介で転職する際は、以下の特徴があります。
・最初から職場に知人がいる安心感から、早期離職につながりにくい。
・求人を探す手間が省けるので、働きながら転職につなげやすい。
注意点は以下の通りです。
・いつでも求人募集している訳ではないため、転職のタイミングが難しい。
・事前に得られる情報は、知人の主観的な意見であることが多いため、客観的な意見が得られない可能性がある。
知人の紹介で転職するメリットは多いですが、いつでも求人を紹介してくれる訳ではありません。
自分で転職活動する際は、紹介会社を利用しましょう。
紹介会社は希望の条件を伝えると、自分に合った求人を探してくれます。そのため、より自分に合った求人に出会える可能性が高まり、転職につながるでしょう。
また、紹介会社の利用と、知人の紹介は同時並行で行うことをおすすめします。
同時並行で転職活動することで、紹介会社で自分にあった求人を見つけた際も転職できます。また、知人から求人の紹介を受けた際に、タイミングが合っていると転職できるでしょう。
紹介会社の利用と、知人の紹介を同時並行で行うことで、より自分に合った求人を見つけられる可能性が高まるため、自分からも積極的に転職活動していきましょう。