「世界アルツハイマー月間」、認知機能で感じていること、実践していること

2022-08-30 12:40:47

日常生活の変化と認知機能

キリンホールディングス株式会社は、キリンならではの発想と技術で脳の健康を守り、社会課題の解決に貢献するため「キリン脳研究」を行っています。

今回9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせ、全国20歳以上の男女3,175人に「日常生活の変化と認知機能に関する意識調査」を行い、2022年8月16日に発表しました。

直近の2~3か月で、30分以上外出する日数を尋ねたところ、「週に6~7日」が39%、続けたい生活習慣は「睡眠を十分とるように心がける」54.1%、「規則正しい生活をする」42.4%、「ウォーキングやジョギング」38.8%です。

直近で感じる認知機能低下を聞いたところ、「疲れやすくなった」34.8%、「筋力が落ちた」31.2%などがありますが、「他人と会うのをおっくうに感じる」も19.7%ありました。コロナ禍の影響で、リアルなコミュニケーションに負荷を感じていると推測しています。

ほかにも、「話したい内容が思い浮かんでも、スッと言葉が出てこない」という回答も18.0%と言語能力の衰えを心配しています。

 

 

不安になる認知機能は「記憶力」79.8

今後不安になる認知機能について、「記憶力」79.8%、「判断力」64.6%。「言語能力」54.8%、「遂行力」41.6%、「計算力」35.6%です。これらの認知機能を維持・向上したいと思う人は89.6%、取り組んでいる人は46.8%となり、意識と行動に差が出ています。

認知機能への対策に取り組む年齢は「一概には言えない/分からない」が多かったものの、50代前半までは今から始めるべきと考える傾向にあります。

実際に行う対策は「週に数回30分以上のウォーキング」40.0%、「バランスのよい健康的な食生活」25.6%などがあげられました。

認知症のリスク低減に効果が期待できるものをあげてもらったところ、運動や食事、規則正しい生活のほかに、ゲームや囲碁などの知的活動、人との交流などがあげられています。自分や家族に認知機能の低下が見られた場合は「医師に相談」が72.1%でした。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

キリンホールディングスのプレスリリース(PRTIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000468.000073077.html