介護現場の腰痛を軽減する、作業用アシストスーツ「楽衛門」特許取得
2021-12-08 15:18:00
2021-12-08 15:21:06
ANAホールディングス株式会社(以下、ANA)と東京工業大学(以下、東工大)は、12月13日(月)、東工大発ベンチャーのWALK-MATE LAB株式会社が製品化した歩行支援ロボット「WALK-MATE」を装着して歩行する実証実験を、ANAのプロデュースにより「旅」を舞台に初めて実施することになりました。
「WALK-MATE」は、四肢の動作のアシストだけではなく自力での歩行をリズムで支援し、自然で活発な歩行に改善していく機器。医療機関や介護施設などでリハビリ用に利用され、今年8月からは保険診療の対象になっています。
今回の実証実験は、一般の参加者8名が参加。「WALK-MATE」を装着してもらい、香川県善通寺市の四国八十八ヶ所72番札所である曼荼羅寺から73番札所の出釈迦寺までの上り坂(約500メートル)を歩いてもらいます。
四国八十八ヶ所を巡るお遍路は、弘法大師と一緒に旅をする「同行二人」といわれていますが、「WALK-MATE」は総本山善通寺法主である真言宗善通寺派の菅智潤管長より「同行二人」ロボットと認定され、今回新たなお遍路の形が生まれることになりました。
高齢化が進む日本社会。両者は最新テクノロジーを適用した新たな旅スタイルを創出することにより、全国の地域活性化、ならびに健康寿命の延伸とシニアの移動促進を推進していく考えです。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
ANAホールディングス株式会社/東京工業大学 プレスリリース
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202112/20211203-2.html