ウィルグループが『ストレスチェックfor介護』2020年度版調査結果を発表
2021-09-14 10:13:00
2021-09-21 11:08:57
合同会社エッグ総研(以下、エッグ総研)は、株式会社エッグ(以下、エッグ)と共同で鳥取県内の県営住宅永江団地にてIoTを活用した高齢者の見守り・ 緊急通報サービス(あんしん見守りサービス)の試験運用を9月2日より開始しました。
近年、県営住宅では入居者の高齢化とともに孤独死が増加しています。鳥取県の福祉部局において希望する高齢者に対して民生委員による見守りを行っていますが急な体調の異変に対応することは困難です。
そこで県では米子市と共にこの課題を解決するべく、IoTを活用した高齢者の見守り・緊急通報システムを企画。エッグ総研とエッグは、専用ウェアラブル端末と専用見守り端末を組み合わせたシステムを開発しました。
今回の試験運用では、住戸内の壁に掛けられるタッチパネル式の専用見守り端末に内蔵された「人感センサ」と、腕時計型の「専用ウェアラブル端末」を連携させて見守りを行います。
「専用ウェアラブル端末」は脈拍数、血中酸素飽和度(SPO2)、体温、歩数、睡眠度、消費カロリーが測定でき健康管理にも活用可能。測定されたデータはタブレット端末を経由してクラウドに送られる仕組みです。
試験運用では「人感センサ」が12時間以上動きを感知しない、火災警報器の警報音を感知、「専用ウェアラブル端末」で測定された脈拍数が毎分60回以下、血中酸素飽和度が90%以下のような異変を感知した場合、専用端末からクラウドサーバーを経由し県が委託した見守り事業者「こうほうえん」に緊急通報メールを配信。
メールを受信した「こうほうえん」は電話、かけつけ等により安否確認を行います。
なお、今回のような公営住宅におけるウェアラブル端末を利用した見守り・緊急通報サービスの提供は全国初の取り組み。県営住宅の抱える課題を解決につなげるものとして期待が寄せられています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
合同会社エッグ総研 プレスリリース(@Press)
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