埼玉県戸田市の「世界アルツハイマー月間」民間連携の取り組み

2021-09-16 10:21:07

WHOが推進する認知症への理解

埼玉県戸田市は、「世界アルツハイマー月間」に合わせ、民間連携で4つの取り組みを行うと2021年9月13日に発表しています。

「世界アルツハイマー月間」とは、世界保健機構(WHO)が毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、認知症への理解を呼びかける活動や患者とその家族への支援などの取り組みを促しています。

スコットランドのエジンバラで1994年9月21日に開催された「第10回国際アルツハイマー病協会国際会議」の日を選び、宣言されたものです。国内でも様々な取り組みが行われる中、埼玉県では民間企業と連携した企画を用意しています。

 

埼玉県戸田市の取り組み4

取り組みの1つ目は、株式会社埼玉りそな銀行と連携し脳機能のセルフチェックが行えるデジタルツールサービスを実施。9月14日より相談窓口を利用した100名程度に無料で実施する予定です。

2つ目は、埼玉りそな銀行戸田支店、T-FRONTEと連携し、市役所や図書館などに認知症を正しく理解してもらうための展示を行います。

3つ目は、第一生命保険株式会社と9月21日に「認知症予防Webセミナー」を開催。国立長寿医療研究センター、老年学・社会科学研究センター長である島田裕之氏を招いて講義が行われます。

そして4つ目は、同様の第一生命保険と連携して作られた認知症予防体操DVDを配布するというものです。9月末から市内の介護事業所などへ無償で提供する予定です。

(画像は埼玉県戸田市の公式ホームページより)

 

【インフォメーション】

埼玉県戸田市のプレスリリース

https://www.city.toda.saitama.jp/