介護リーダーへの役職に「就きたい」人は32%、役職に「就いてよかった」人は83%

2022-08-03 15:44:55

若手目線の介護現場を調査

株式会社Blanketは、介護に志を持つ若者のコミュニティ「KAIGO LEADERS(かいごりーだーず)」において、全国の介護・福祉現場で働く20代以上219名を対象に将来への見通しなど若手目線の現場を調査し、その結果を2022年7月25日に発表しました。

今後、チームリーダーの役職に「就きたい」と回答した人は32%、理由はキャリアを積みたい、現場の状況を変えたい(よくしたい)、よい組織の成長やサービスにつながるというコメントがありました。

「就きたくない」と回答した人は38%で、理由には現場の業務をこなすだけで精一杯、業務量やストレスが多い割に報酬が少ない、責任が増え割に合わない、自分よりも新しい世代が育つことが大切と考えているなどの回答が見受けられました。

チームリーダーなどの役職に就きたいと回答した人の経験年数を分けたところ、3年以上5年未満の人が64%、3年未満が46%となっており、勤続年数5年未満がリーダー職への昇進意欲が高いことが分かります。

 

 

リーダー職に就いた理由は「成長のため」が52

一方で、現在のチームリーダーのうち、「就いてよかった」と回答した人は83%です。

リーダー職に就いた理由・きっかけを聞いたところ「リーダーとしてのスキル・経験をつけ成長するため」が最も多く52%、「上司に勧められたから」44%、「それまで以上のやりがいや達成感を得るため」35%などがあげられています。

フリーコメントでは、視野が広がり、事業所として考えることができたというものや、利用者や家族、地域、職員、社会まで様々な視点で物事を見られるようになったというものがありました。

ほかにも、上に意見を言いやすくなった、業務の幅が増え知識が身についた、時間の自由が一般職に比べて増えた、給与が上がったなどがあります。

一方でリーダー職に就いてよくなかったと回答した人は、残業が多いこと、人間関係の悩み、負担が大きい、中間職として挟まれるなど様々な回答がありました。

(画像はプレスリリースより)

(KAIGO LEADERS LAB.調べ)

 

【インフォメーション】

株式会社Blanketのプレスリリース(PRTIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000029141.html