歩行リハビリ支援ロボット「ウェルウォーク」、千葉のクリニックで初導入

2022-05-24 13:06:00

下肢麻痺などの歩行訓練をサポート

千葉県で「幕張ホームクリニック」を運営する医療法人社団響心会（在宅支援総合ケアーサービスグループ）は、歩行リハビリ支援ロボット「ウェルウォーク」を導入し、自費リハビリとしてサービスを開始すると2022年5月16日に発表しました。

「ウェルウォーク」は、脳卒中などによる下肢麻痺患者の歩行訓練をサポートする支援ロボットです。

トヨタ自動車株式会社と藤田医科大学が共同で開発したロボットで、患者の1人1人の状態に合わせてアシスト強度を調整できるほか、運動学習理論に基づいた歩行時の異常検知、練習実績のフィードバックなど様々な機能を搭載しています。

先進的な技術で、利用者のモチベーションを維持しながら効果的で継続しやすい歩行訓練をプログラムします。

ウェルウォークは医療機関に設置され、介護保険・医療保険のリハビリ患者のみ対象となっていました。一方で有用性と利用者尾ニーズが高かったことから、幕張ホームクリニックでは自費導入し、2022年2月よりウェルウォークによるリハビリを実施しています。

現在、モニターを募集し臨床実験を行いながら、地域住民へのサポートとして活用していく予定だとしています。

在宅支援総合ケアーサービスグループは、居宅介護支援事業、訪問看護、訪問介護、福祉用具貸与・販売、教育事業、美容・フィットネス事業まで幅広く展開しています。

（画像はプレスリリースより）

【インフォメーション】

医療法人社団響心会のプレスリリース（＠Press News）