チカク、オンライン訪問介護の実証実験をスタート

2022-05-30 17:08:43

テレビ電話を訪問介護の現場で活用

株式会社チカク(以下、チカク)は、5月23日、訪問介護事業者のあんくる株式会社の協力のもと、チカクのテレビ電話を活用したオンライン訪問介護の実証実験を世田谷区内にてスタートしました。

 

 

訪問介護では全国初となる取り組み

チカクのテレビ電話はネット環境の設定等が一切不要のため、ITが苦手な高齢者でも自宅のテレビで簡単にテレビ電話を利用できるのが特徴です。

今回の実証実験では、加齢に伴う高齢者特有の課題を解決する技術を活用することで、訪問介護サービスの利用者である84歳・女性(要介護1)の高齢者とその家族、介護事業者、ケアマネージャーをつなぎます。

その結果、介護事業者の負担軽減を図れるかどうか、高齢者のQOLと満足度こう向上につながるかどうかを検証する方針です。

 

 

訪問介護の新しいカタチを模索

介護業界では人手不足が喫緊の課題としてあげられていますが、中でも訪問介護事業者は地域の小規模な事業者が多いことから利用者から急な訪問依頼があったとしても対応できないケースがあります。

また、利用者の中にはスマートフォンやタブレットを使用していない人もいることから介護事業者は日常的に顔色や表情を確認することができないのが実情です。

これらの状況を鑑み、今回の実証実験ではいかにして訪問回数を必要最低限に抑えつつ高齢者の安全を確認・担保できるかといった課題の解決につながるものとして期待が寄せられています。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

株式会社チカク プレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/000000164.000015422.html

株式会社チカク ホームページ

https://www.chikaku.co.jp/