東日本福祉経営サービス、サ高住「ローベル上井草」オープン
2022-05-30 16:56:00
2022-05-30 17:02:45
株式会社シンエンスは、電動車いす用のモニタリングシステム「モニスタ」を開発し、2022年6月1日より提供を開始します。
これは、同社が展開している電動車いすレンタル事業のオプションサービスとして利用できるもので、レンタルの電動車いすにIoTデバイスを搭載し、スマホなどで使用状況を確認できるシステムです。
電動車いすが24時間モニタリングし、走行時間や距離の推移などを分析して、利用者の状態や体調変化などを検知。また、GPS機能を搭載しリアルタイムに位置情報を把握することができます。
衝撃や不安定な段差の乗り上げなどもすべてデータとして蓄積されるため、安全な場所への移動を促したり、安全な利用を指導したりといった対策にも役立ちます。
また使用状況のデータを共有することで、バッテリーやタイヤ交換などメンテナンスもタイミングよく行うことができます。万が一電動車いすのバッテリー切れ、故障、その他事故などのアクシデントが発生しても、位置情報ですぐに救助を求めることが可能です。
近年電動車いすは、移動手段が制限され、歩くのに不自由を感じている高齢者を中心に利用が増加しています。
1人でも不安なく移動できる、外出機会が増えたなど利便性が高まる一方で、安全な利用と社会の理解などが課題となっていることから、同社では今回のシステムを開発しました。
リリースでは、介護保険制度を利用してレンタルしている電動車いすを対象に保険外サービスとして提供し、将来的には個人所有の電動車いすにもサービスを適応していく予定だとしています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
株式会社シンエンスのプレスリリース(PRTIMES)