クーリエが「介護業界の求人状況のレポート」を発表

2022-06-13 12:43:00

介護業界で「未経験かつ無資格」の求人割合を増やす流れ

掲載施設数No.1の老人ホーム検索サイト「みんなの介護求人」などを運営する株式会社クーリエ(以下、クーリエ)が、「介護業界の求人状況レポート」を6月3日に発表しました。

2025年におよそ800万人の団塊世代が後期高齢者となることで、国民の4人に1人が75歳以上になる「介護業界の2025年問題」があります。2021年7月に厚生労働省が公表した報道発表資料によれば、2025年度には介護職員がおよそ243万人必要になると推測されているものの、およそ37万人不足すると言われています。

この人材不足に対応するために、介護業界においては生活援助業務(利用者に直接は触れられないが、資格保有者のサポートなら可)、送迎(職員・利用者)、事務作業などができる「未経験かつ無資格」の求人割合を増やす求人施策がとられていることが分かりました。

 

 

「未経験かつ無資格可」の割合が全体の61%に

同レポートにおいて、2022年5月に「みんなの介護求人」に掲載されている介護職・ヘルパーの求人全67,715件を調べたところ、「未経験かつ無資格」の求人票は43,060件で、「未経験かつ無資格可」の割合が全体の61%を占めていることが分かりました。

2020年においては同サイトに掲載されている介護職・ヘルパーの求人は全43,060件で、「未経験かつ無資格」の求人票は21,198件、「未経験かつ無資格可」の割合は全体の48%だったため、2年でその割合が大幅に増加していることも結果として得られています。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

株式会社クーリエ

https://www.courier.jpn.com/

株式会社クーリエのプレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000015597.html