クーリエが「介護業界の求人状況のレポート」を発表
2022-06-13 12:42:00
2022-06-13 12:45:58
株式会社日立製作所は2022年6月3日、社会活動を促すシニア向けアプリ「社会参加のすゝめ」をリリースしました。
同アプリは、「外出する」「地域や趣味の集まりに参加する」「友人に会う」など、人と交流する行動を「社会参加」として、利用者の許諾のもと位置、歩数、移動時間、滞在スポットや外出頻度など様々なデータを計測・分析し、社会参加の度合いを可視化するものです。
利用者の社会参加状態を「達人」「師匠」「上手」「駆け出し」という4つのランクで評価し、レベルに合わせた健康アドバイスなどを行います。利用者に把握してもらうことで、介護予防につながる自立的な行動改善につなげていくのが目的です。
日々の行動は記録として確認できるほか、写真やメモなどを紐付けることで日記のように使うこともできます。
さらに、研究に基づいた社会参加の効果を紹介するコラムを定期的に配信、住んでいる自治体が主催するイベントや趣味のサークルなど案内も受け取ることができます。
日本老年学的評価研究機構の長年の調査によると、社会参加が活発な人ほど要介護や認知症の割合が小さくなり、運動や食事といった健康管理だけでなく、社会参加が重要であることが明らかになっています。
アプリでは、ローンチ前に4か月間、約90名のシニアを対象に実証実験を行ったところ、一定の割合で社会参加が活発化したことを確認しました。
同アプリは、個々に合わせた社会生活の方法を見つけ、選択できるもので、人生100年時代の豊かな生活のサポートとなることを目指しています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
株式会社日立製作所のプレスリリース