九州電力送配電×福岡市 「Qottaby」で高齢者等の街中見守りサービスを開始
2021-12-08 15:24:00
2021-12-08 15:26:57
不二製油グループ本社株式会社は、12月6日、プロレア(R)を用いたDHA強化乳飲料の摂取と高齢者への影響に関する研究を、国立大学法人島根大学・社会医療法人仁寿会加藤病院・不二製油株式会社と共に行い、その成果がJournal of Oleo Scienceに掲載されたことを明らかにしました。
現在、世界規模で認知症などを含む加齢性疾患の罹患者数が増加しています。加齢性疾患は患者だけでなくその介助者のQuality of Lifeも大きく低下させることから、研究グループは高齢者の健康課題の解決および心身ともに健康な生活の実現を目指し、DHAの機能性に関する研究を重ねてきました。
DHAは魚介類に多く含まれている重要な脂肪酸の1つで、最も健康優位性が明確な栄養素とされていますが、日本では食の変化に伴い多くの世代でDHAの摂取不足が深刻化している状況です。
一方、プロレア(R)とは酸化安定性に優れたDHA含有油脂。同社の独自技術によって開発されました。
今回、研究グループはプロレア(R)の加齢性疾患への影響を評価。
DHAとして少量の297ミリグラムを配合したDHA強化乳飲料を1日当たり200ミリリットル、12か月間摂取することで加齢に伴う認知機能の低下を抑制すること、ならびに血清中骨破壊マーカーを減少させる、すなわち骨折リスク軽減につながることが判明しました。
この結果から研究グループでは、プロレア(R)を用いたDHA強化乳飲料の摂取が高齢者のQuality of Lifeの向上や健康維持に貢献できるものと期待を寄せています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
不二製油グループ本社株式会社 プレスリリース
https://www.fujioilholdings.com/