子世代が回答する親の終活、興味や共有状況、気になるその内容とは

2021-12-09 11:49:11

親の終活に関する意識調査2021

NTTファイナンス株式会社は、「親の終活に関する意識調査2021」を実施し、2021年12月8日に結果を発表しました。子ども目線で親の終活に対する興味や共有状況を明らかにしたものです。

同社は終活アプリ「楽クラライフノート」を運営、調査は35歳~59歳の男女1,093名を対象に行っています。

 

 

親の終活に興味がある人は約7

親の終活について、「大変興味がある」「少し気になる」と回答した人を合わせると70.8%です。

親の終活状況を「常に/ある程度共有されている」人は26.0%、「あまり/まったく共有されていない」人の割合が高い結果となっています。

子どもと終活について話し合いをしたいか、親世代に聞いたところ「話し合いたい」が76%で多いことが分かります。実際には、子どもと「よく話し合う」「たまに話をする」を合わせても22.9%で、話し合いがもたれていない結果となっています。

 

 

終活内容の親子のギャップ

親の終活に興味を持っている子世代へ、親にやっておいてほしい終活を聞いたところ、1位が「口座や金融資産の管理」、2位が「相続対策」、3位が「自宅、持ち物や遺品(デジタルを含む)の整理」でした。

親世代が実際に行っている終活は、「口座や金融資産の管理」「自宅、持ち物や遺品の整理」「老後資金対策」「定期的な健康診断」「定期的な運動・エクササイズ」などが高い割合となっています。

また「介護時の希望の整理」「親族や知人、関係者のリストの整理」「遺言書作成」などは、子世代の希望と親が実施している項目と30ポイント以上の差が出ています。日常生活で整理するきっかけを掴みづらい項目に差が出る傾向にあるとレポートでは推測しています。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

NTTファイナンス株式会社のプレスリリース(PRTIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000084162.html

楽クラライフノート公式サイト

https://lifenote.ntt-finance.co.jp/introduction