認知症になっても暮らしやすい町に「ふくろうプロジェクト」スタート

2021-11-04 12:16:41

介護×ゴミ収集車=徘徊事故ゼロを実践

株式会社STAY GOLD companyによる発案プロジェクト「ふくろうプロジェクト」は、11月15日より全国に先駆け、栃木県下野市にてスタートすることになりました。

このプロジェクトは下野市の協力のもと、認知症になっても暮らしやすい町づくりを目指すもの。有限会社国分寺産業のゴミ収集車(パッカー車)12台、実施スタッフ16人が通常業務を行いながら外出中の高齢者を見守ります。

認知症の高齢者が徘徊している場合には、スリッパ、サイズの合わない靴、季節にそぐわない靴といった違和感のある履物を履いているケースが多々見受けられます。

散歩やある目的に向かって歩いている高齢者と見分ける判断方法は「靴、足元を確認する」こと。このプロジェクトでは1人で歩いている高齢者がいた際、スタッフはその人の足元や履物に注目します。

違和感のある履物でなければそのまま通常業務を継続し、違和感ある履物の場合は警察署、地域包括支援センター、市高齢対策課など事前に連携を図った公的窓口に連絡。その後、通常業務に戻ります。

 

 

官民連携で高齢者を支える町づくりで地方創生

高齢社会を迎えるなか、施設介護から在宅介護が主流になるのは避けられない状況です。

たとえ認知症を発症したとしても、これまで通りに高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるような町づくりが地方創生のカギともいえることから、同社では「ふくろうプロジェクト」が官民の枠を超え、地域の人々の共生社会へつながることに期待を寄せています。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

株式会社STAY GOLD company プレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000076521.html

株式会社STAY GOLD company ホームページ

http://kaigo3.net/