広島県が「介護職員初任者研修」と「生活援助従事者研修」について紹介

2022-06-09 12:57:49

「介護員養成研修」には2つの過程が存在

広島県が「広島県介護員養成研修(初任者研修)」について、5月31日に情報を発出しました。

訪問介護員(ホームヘルパー)は、介護が必要な高齢者宅などを訪問し、食事や入浴、排せつなどの介護を行い、日常生活上の自立支援をする人です。その訪問介護などを行うために受講が必要な「介護員養成研修」には、「介護職員初任者研修」と「生活援助従事者研修」の2つの課程があります。

「介護職員初任者研修」は、介護に携わる者が業務を遂行する上で、最低限の知識・技術と、それを実践する際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行えるようにすることが目的の研修で、研修時間は130時間。「生活援助従事者研修」は、生活援助中心型サービスに従事する人向けの養成研修で、同サービスに従事する際に必要な知識などを習得することが研修目的であり、研修時間は59時間となっています。

 

 

研修を受講した事業者に連絡することで再交付が可能

介護員養成研修については、「広島県介護員養成研修事業実施要綱」と「広島県介護員養成研修事業実施要領」に基づき、実施事業者と研修の指定が行われます。

初めて実施事業者として指定を受ける際は、同県の医療介護人材課に連絡した上で、一度県庁へ赴く必要があります。

「広島県介護員養成研修(初任者研修)」の修了証明書の紛失若しくは、修了者が改姓した際には、研修を受講した事業者に直接連絡することで、再交付を受けることが可能。何らかの理由で事業者と連絡が取れない場合は、同県の医療介護人材課に連絡する必要があります。

(画像は広島県 ホームページより)

 

【インフォメーション】

広島県 広島県介護員養成研修(初任者研修)について

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/