茨城県が「介護員養成研修」に関する情報を発出

2022-06-13 17:19:38

複数の課程がある介護員養成研修について紹介

茨城県が「介護員養成研修」に関する情報を、6月2日に発出しました。

「介護員養成研修」には、「介護職員初任者研修」と「生活援助従事者研修」の2つの課程があります。

「介護職員初任者研修」は、介護に携わる者が業務を遂行する上で、最低限の知識・技術とそれを実践する際の考え方のプロセスを身に着け、基本的な介護業務を行えるようにすることが研修目的であり、研修時間数は130時間となります。

「生活援助従事者研修」は、生活援助中心型のサービスに従事する人に向けた研修で、同サービスに従事する際に必要な知識などを習得することが同研修の目的です。研修時間は59時間となります。

 

 

修了認定および修了証明書の発行は指定事業者が実施

それぞれの研修は通学制と通信制があるものの、通信制で実施できる時間数には上限が設けられているため、全ての科目で通学することが求められます。修了認定および修了証明書の発行に関しては、指定事業者が実施し、取得した資格は全国で有効です。

指定事業者が指定を受けた研修を実施・終了した際には、2か月以内に「介護員養成研修事業実績報告書(様式 15)」を知事に提出。修了者名簿はデータでも提出する必要があります。

なお、知事は指定事業者の研修実施状況の実地調査を行うことが可能。その際に同調査を拒んだり妨げたりしてはならず、報告の義務があります。

(画像は茨城県 ホームページより)

 

【インフォメーション】

茨城県 「介護員養成研修について」

https://www.pref.ibaraki.jp/