ICTを活用した「介護食製造工場」が稼働開始
2022-03-22 12:29:00
2022-03-22 12:34:53
中部電力株式会社と株式会社インターネットイニシアティブの合弁会社として設立された合同会社ネコリコは、千葉県市原市(以下、市原市)/東京大学大学院 情報学環・学際情報学府/第一生命保険株式会社/グローバルキッチン株式会社/RIZAP株式会社/株式会社JDSCと、フレイル予防・改善サービスを創出するための連携協定を締結し、4月より市原市にて実証実験をスタートすることになりました。
超高齢社会を迎えるなか、市原市ではQuality of Lifeの向上に向け、要介護状態の前段階であるフレイルの予防に積極的に取り組んでいるところです。
実証実験では高齢者宅に設置されたスマートメーターから取得される電力データをAIで分析し、フレイル状態や日常生活行動の変化をモニタリングします。
また、高齢者に対して運動指導とその人に応じた食事の提供のほか、訪問による見守りを実施しながらフレイル状態の改善および健康状態の維持が実現できるかを検証します。
厚生労働省によると「フレイル」は、健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態をいいます。
しかし、早いうちにフレイルを発見し適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性も同時に指摘されています。
今後産学官7者はそれぞれの強みを生かし、地域の抱える課題解決に努めていく考えです。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
合同会社ネコリコ プレスリリース
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