市原市など産学官7者、フレイル予防・改善に貢献するための実証実験をスタート
2022-03-22 12:34:00
2022-03-22 12:37:52
スマートスキャン株式会社は、簡単Web予約、受け付けから検査まで30分でできる「スマート脳ドック」を、愛知県内の6つの医療施設で取り扱うことが可能になったと2022年3月17日に発表しました。
「スマート脳ドック」は、事前にWebで予約と問診票の登録を行い、当日は頭部MRI(磁気共鳴画像診断装置)および頭部・頸部MRAの検査を行います。脳の異常を早期発見するために有効な検査です。
撮像されたデータは、放射線科診断専門医と脳神経外科専門医がダブルチェックを行い、検査結果はパソコンやスマートフォンから確認することができます。
今回の仕組みは、医療施設が保有しているMRIの未稼働時間を活用して行われるシェアリングエコノミーモデルです。
利用者にとってはスムーズな検査ができ、医療施設にとっても予約獲得や撮像画像データの読影に手間をかけることなくMRIの稼働率と採算性を上げることが可能になります。これを愛知県で導入し、その後は全国展開を目指す予定です。
同社は2022年2月、「介護経験を踏まえた予防医療の重要性」に関する調査で介護が続いた年数を聞いたところ、「1年以上5年未満」45.6%、「5年以上10年未満」が22.3%となりました。
また、介護の費用を想定していなかった人も30.8%で、経済的な負担を感じた人が一定数存在することが分かっています。要介護のリスクを減らすために実施しておきたい対策には、「脳ドック・人間ドック」の受診が62.0%でした。
「スマート脳ドック」は、予約が簡単でスピーディー、継続しやすい価格となっており、これまでも延べ6万8,000件が受診しています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
スマートスキャン株式会社のプレスリリース
スマートスキャン株式会社のプレスリリース(PRTIMES)