アイネット、藤沢・鎌倉地域でヘルスケアMaaS実証実験を開始

2022-05-27 16:38:51

産学公医の連携によるプロジェクト

株式会社アイネット(以下、アイネット)は、神奈川県DXプロジェクト推進事業に採択されたプロジェクトにおいて、ヘルスケアMaaSの実証実験を藤沢・鎌倉地域でスタートしました。

 

 

誰もが気軽に外出できる社会を実現

このプロジェクトは、移動困難者と介護タクシー事業者を最適にマッチングし予約から決済までをスムーズに行うシステムを構築することで、移動困難者の抱える課題を解決し利用者ニーズの拡大を目指すものです。

実証実験では第一段階として、医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院を中心に、病院・患者・介護タクシー11社間の最適な配車を試します。

アイネットは配車ソリューションおよびアプリを提供することで病院における患者帰宅対応の効率化・患者の待ち時間の削減・介護タクシーの速やかな配車を目指すとともに、アプリの効果を検証し課題を洗い出すなど実装に向けた解決策を検討していきます。

 

 

移動困難者・介護タクシー業者・病院の課題を解消

これまで車いすを利用している、介助が必要であるといった理由から外出をしたくても控えてしまうケースがありました。その一方で介護タクシー業者は待機車両の数や介護人材の配置を予測することに課題を抱えていました。

なお、今回の実証実験において、移動困難者は快適な介護タクシーサービスを受けられることで外出への気持ちが高まり、介護タクシー事業者にとっては稼働率の向上、さらに病院は医療従事者の介護タクシー配車負担の軽減につながると期待が寄せられています。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

株式会社アイネット プレスリリース

https://www.inet.co.jp/news/2022/-maas.html