「見守り便座カバー iWatching cover」今秋販売スタート

2022-04-07 12:53:08

IoTセンサーを活用したセルフケア製品が完成

ウインテスト株式会社は、株式会社TAOS研究所および奈良県立大学と共同でIoTセンサーの付いた「見守り便座カバー iWatching cover」を開発し製品化に成功しました。

なお、販売は主に株式会社TAOS研究所が行い、販売開始は2022年10月頃の予定です。

 

 

見守り機能抜群の新製品

「見守り便座カバー iWatching cover」は、日々使用する便座で着座を検知すると自動本人認証を行い、生体データ(心電図、心弾図、脈拍、呼吸数、心拍変動異常、その他)を収集しクラウドサーバーにデータを送信する製品です。

サーバーはデータを瞬時にAI解析・分析を行い、あらかじめユーザーが登録したパソコン、タブレットまたはスマートフォン等の情報端末に表示すると同時に、利用者の生体データから異常が判明した場合はプッシュ通知でアラートを知らせます。

また、心電図形、心弾図形、脈拍など基礎データの表示も動画にて提供可能です。

さらに継続利用することで医療レベルに近い高精度な生体ビッグデータを取得・AI分析を行えるため、心血管疾患だけでなく総合的な健康状態、持病などの経過観察にも使えます。

 

 

できるだけ手軽な価格での提供を予定

一般的なヘルスケア製品には腕時計タイプなどの製品がありますが、精度のわりに価格が高いうえ日々の充電の心配や腕に着ける煩わしさといった理由から高齢者にはあまり普及していません。

その一方で、高齢化社会を迎えるなか毎日気軽に介護者の健康状態を把握できる見守り製品が求められていることも事実です。

なお、新製品の価格は未定です。しかし、同社は特に個人向けの場合はできるだけ安価な価格設定とし、またサブスクリプション方式については月額を抑えた設定として普及を目指す考えです。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

ウインテスト株式会社 プレスリリース

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6721/tdnet/2103273/00.pdf