日本郵便×河内長野市 スマートスピーカーを活用した実証実験をスタート

2022-08-04 16:43:40

地域が抱える高齢者の見守りに関する課題を解決

日本郵便株式会社(以下、日本郵便)は、7月29日、大阪府河内長野市(以下、河内長野市)における「スマートスピーカーを活用した見守り機能による介護予防サービス事業」を受託したことを発表しました。

河内長野市は、2022年8月1日(月)~2023年3月31日(金)、河内長野市内に居住する高齢者を対象にスマートスピーカーを活用した実証実験を行う予定です。

心身機能の低下などにより日常生活に支障が認められる高齢者に対し、魅力的なコンテンツの配信および日常生活の状況(健康維持)を把握しデータ集積を行うことで、健康維持を図るとともに介護予防につなげたいとしています。

 

 

実証実験での日本郵便の役割

この事業は、内閣府が推進する「デジタル田園都市国家構想推進交付金 デジタル実装タイプ(TYPE1)」の対象事業に採択されているものです。

今回の実証実験で日本郵便は、スマートスピーカーを活用した見守りアプリケーションを提供します。

具体的には高齢者の生活状況の確認、確認結果の家族などへの通知、家族や河内長野市などから高齢者へのお知らせの発信、体操動画の配信などのサービスを提供するほか、河内長野市内の郵便局において、郵便局社員によるスマートスピーカーの使用方法に関するフォローなどを行います。

今後日本郵便は、高齢者向け住宅や不動産管理会社などの法人へもサービスの展開を広げ、高齢者見守りのほか介護予防や健康増進といった様々なニーズに応えていく考えです。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

日本郵便株式会社 プレスリリース

https://www.post.japanpost.jp/