家族型ロボット「LOVOT」は認知機能低下の抑制につながるか
2022-05-06 13:32:00
2022-05-06 13:35:50
一般社団法人 日本医学界連合(JMSF)は、活動報告の中でフレイル・ロコモ克服のための医学会宣言を行い、その中から全ての人が目標となり得る「80GO(ハチマルゴー)」についての解説を2022年4月28日に発表しました。
この宣言は、JMSFが80の学会・団体と共同で2022年4月1日にフレイルやロコモティブシンドローム(ロコモ)に対する対策についてです。フレイルは身体機能が衰える虚弱、ロコモは移動(歩行)するための能力が不足する状態のことを言います。
JMSFでは「80GO(ハチマルゴー)」運動を展開すると宣言しています。これは80歳でも歩いて外出していると言う意味で、高齢者の活動維持を目指すために作られました。
体力が衰えるフレイルやロコモになると、様々な病気を引き起こす、要介護になるリスクが高まってきます。人生100年時代において、生活機能が低下しないよう対策を行うことが重要だとしています。
フレイル・ロコモは気づかないうちに進行していることが多いため、早期から予防のための対策が求められます。
特に原因となりがちな傷病があれば、早めに治療・管理することが大切で、解説では小児期からライフコースに応じて横断的な対策が必要だとしています。
フレイル・ロコモは医学界だけでなく、市民、産業界、行政、教育界など様々な立場で認識を持ち、協力しながら対策に取り組むことを推奨するなど、健康寿命を延ばす大切さについて分かりやすく解説しています。
(画像はJMSFの公式ホームページより)
【インフォメーション】
一般社団法人 日本医学界連合のプレスリリース(PRTIMES)