ロジック✕金沢工業大学の共同開発、「AI介護計画書」リリース!

2021-10-18 11:23:28

AI活用による産学連携の介護業界支援

株式会社ロジックは、金沢工業大学との共同研究で開発した「AI介護計画書」をリリースしたと2021年10月14日に発表しました。介護業界の課題をAIで解決するために、産学連携で進められてきたプロジェクトの第1弾です。

「AI介護計画書」は、AI技術を活用し、介護計画をステップごとにサポートしながら計画書を作成できる機能です。

介護を受ける人やその家族、介護に対するニーズや意向などを入力すると、AIがそれらの情報を分析、長期目標や短期目標、支援方法などを提案します。スタッフは提案内容から適切なものを選択し、方針や詳細なケア手順を決めていくことができます。

決定事項をもとにテンプレートに組み合わせて当てはめていくことで、介護計画書を完成させる機能もついています。

 

業務負担の軽減と適切なケアを

「AI介護計画書」は、ロジックが提供している介護記録ソフト「Care-wing(ケアウイング)」に収集されたビッグデータから、合計で4,300万件以上を金沢工業大学で分析、独自のアルゴリズムによって様々な提案や例文データの提供を可能にしています。

サービスは「Care-wing」の無償オプションとして先行開始する予定で、2021年10月20日よりアップデートを開始。「Care-wing」ユーザーは同サービスを一定期間無料で利用することができます。

介護計画書の作成は、高齢者1人1人の状態に合わせて適切なケアを計画する必要があるため、時間や労力を必要とする業務です。それらの作業の一部をAIがサポートすることで、業務負担を軽減しサービスの提供に注力することが可能になります。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

株式会社ロジックのプレスリリース

https://logic-is.co.jp/news/