デイケアサービスの送迎事情、利用者家族・送迎スタッフ双方の悩みとは
2021-11-25 15:21:00
2021-11-29 15:06:54
キリンホールディングス株式会社(以下、キリン)は11月24日、キリン中央研究所、吉本興業株式会社(以下、吉本興業)、静岡県浜松市、学校法人近畿大学と共同で「笑い」による集中力向上とストレス反応の改善効果を産官学連携による臨床研究で解明したことを発表しました。
研究では、浜松市在住の40歳~65歳の男女25名を対象に「笑い」が生じる漫才動画(笑い動画)と「笑い」が生じない漫才動画(対照動画)を鑑賞した後、認知機能課題を行う試験を実施。
認知機能課題の成績と併せて、認知機能課題中の脳血流変化、自律神経変化、唾液および質問紙によるストレス状態を評価したところ、笑い動画を鑑賞した後は集中力を要する課題の回答速度が改善しました。
さらに、笑い動画鑑賞時では前頭葉の脳血流量の増加、副交感神経活動の上昇がみられたほか、唾液中のα-アミラーゼ活性の増加が抑制され、主観的なストレス状態も改善したことがわかりました。
また、この研究では認知機能課題の一部として脳トレアプリ「KIRIN 毎日続ける脳力トレーニング」を使用。脳トレを実施している際に、前頭葉の脳血流が増加することも確認できました。
昨今、新型コロナウイルスの影響による「フレイル」に注目が集まるなか、脳や心の健康は大きな社会課題となっています。
キリンは今後、吉本興業などと連携しながら日常生活において「脳の健康」が習慣化されるよう新たなサービスの開発や啓発活動を推進していく考えです。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
キリンホールディングス株式会社 プレスリリース
https://www.kirinholdings.com/
キリンホールディングス株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000073077.html